国民民主党は3日、代表選(21日告示、9月2日投開票)の立候補を受け付け、玉木雄一郎代表(54)と前原誠司代表代行(61)が届け出た。一騎打ちとなる見通しで、自民党に対する立ち位置の違いが争点となる。次期衆院選や与野党の構図にも影響を与えそうだ。 立候補受け付けに先立ち、玉木氏は国会内で記者会見し「対決より解決の姿勢で、政策先導型政党として約束した政策実現のため全力で取り組む」と強調した。 前原氏は2日の出馬表明会見で「非自民・非共産の枠組みで政策本位の野党結集を進め、政権交代の道筋を付けたい」と主張。与党寄りの姿勢が目立つ玉木路線を転換し、自民に対峙すべきだと訴えた。 党は、立候補受け付けから告示まで日程が空く理由について、代表選の投票権を持つ地方在住の党員やサポーターらに、投票用紙を兼ねる往復はがきを確実に届けるためと説明している。
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