高市首相は、2025年の総裁選時、「食料自給率100%に限りなく近づける」ことを政権公約に掲げていた。今年2月の施政方針演説でも「食料自給率の向上」を掲げている。本当に実現できるのか。東京大学特任教授・名誉教授の鈴木宣弘さんは「高市首相はフードテックやスマート農業の推進を掲げているが、結果として自給率を下げてしまう懸念がある」という――。 高市首相の「食料自給率100%公約」は信用できるのか? 昨年10月に行われた総裁選において、高市首相は食料安全保障の強化を掲げ、「食料自給率を限りなく100%に近づける」ことを政権公約として掲げていた。 高市首相自身が運営していると思われるYouTube「高市早苗チャンネル」では、首相自身が「食料自給率100%」を訴える動画が配信されている。 「食料自給率100%」は首相が以前から主張していたもので、非常に高い目標のためすぐに達成できるかと言えば実現性の

