家電量販店のホットプレート売り場に足を運ぶと、たくさんの商品が並んでいる。オシャレなデザインをウリにしていたり、プレートを薄くして軽いことをアピールしていたり、一人でも楽しめるサイズであったり。そんな中で、肉を焼いたときにでてくる煙を抑え、油が飛び散るのを少なくしたアイテムが売れている。山善の「焼肉グリルシリーズ」だ。 「いやいやいや。他社からも同じようなモノが出てるでしょ。商品の箱に『煙が少ない』『油ハネを抑えた』と書かれた製品があるし。それとどう違うの?」と思われたかもしれないが、あとで紹介するのでもう少しお待ちいただきたい。 「焼肉グリルシリーズ」の第1弾は、2020年7月に登場した。以前から、同社でもホットプレートは扱っていたものの、「年間1万台ほど売れれば『まずまず』といった評価でした」(担当者)。しかし、である。第1弾の「XGRILL」(5478円)を投入したところ、2カ月で1
