「機動警察パトレイバー」のイングラムを操縦できる未来がやってきた! 搭乗型ロボットをプロデュースするMOVeLOTは、現実で搭乗/操縦できるイングラム「AVX-S30」を開発、一般体験チケットの10月分を9月15日の21時頃より販売開始する。現時点で販売が予定されているのは10月分(操縦体験は80枚)のみ。
2024年1月24日から26日の日程で、東京ビッグサイトにて「第8回ロボデックス東京 ロボット開発・活用展」を含む「FACTORY INNOVATION Week 2024」が行われた。こちらではロボットの手先や指に注目したい。進展著しいAIの活用と合わせて、ロボットはもっと色々な作業ができるようになるだろう。 ■クラボウ「クラセンス」を使ったケーブルのハンドリング 最近はロボットも、だいぶ器用になっていて、色々なものが扱えるようになっている。普及が進んできた3Dカメラを使って物体を正確に認識してハンドリングする方式が一般的だ。「FACTORY INNOVATION Week 2024」でも、クラボウが独自開発して販売しているビジョンセンサー「クラセンス」を使ってケーブルをピッキングする様子をデモしていた。 フニャフニャとかたちが変わるケーブル類は、扱いが難しい。いっぽう、自動車や電機製品
一般社団法人日本フルードパワー工業会と産経新聞社主催で、10月6日から3日間の日程で東京ビッグサイトにて第26回フルードパワー国際見本市(IFPEX2021)が開催された。 IFPEX2021では立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 教授の玄相昊氏が「フルードパワーはロボットに使えるのか?」と題して講演した。まず、新たに出展された水陸両用の軽量マニピュレータなど玄研究室の展示と合わせてレポートする。 油圧の利点は駆動源と可動部を離せる「離れ技」 環境に働きかける存在であるロボットの要はアクチュエータだ。センサーや計算機は低コストになってきたが、アクチュエータにはまだ課題がある。代表的なものは電動だが、玄氏は油圧、水圧、空圧など「フルードパワー」に着目して研究を行っている。 日本では電動ロボットが多いが、アメリカでは似た形状のものを作っても油圧製アクチュエータを使ったロボットが多い。油圧の
オムロン株式会社と、大分のロボットシステムインテグレーターであるciRobotics(シーアイロボティクス)社はモバイルマニピュレーター「MoMa(モマ)」 を使ってクリーンルーム内の環境測定作業を自動化した。 クリーンルームとは、電子機器や電子部品、医療品、食品などを製造する工場に導入されている空気清浄度が確保された部屋のこと。粉塵や細菌の数を一定基準以下に保つために、粉塵の搬入源・発生源である作業者の入退室や滞在は極力減らすことが好ましいとされており、自動化ニーズが高い。 今回開発されたロボット「MoMa」はクリーンルーム内を巡回しながら環境測定を自動で行うことができるため、作業者の入退室の回数を減らすことでクリーンルーム内の清浄度を担保する。同時に、複数箇所で作業を行うことで従来は一人が2時間程度行なっていた単調作業を自動化し、人はより高付加価値な作業を行うことで、生産性を約40%程
エレコム株式会社は従来のパソコンにPCI拡張ボードとして装着し、量子アニーリングに特化した機能を発揮する「量子FPGAボード」を公開した。公開したのは開発中のもので、2021年末に試作デモ機が完成予定としている。 現在のPCでは、長時間かかったり、計算が求められないような膨大な「組合せ最適化」問題に対して、高速に処理して回答が得られる「量子アニーリング技術」が、将来は手軽に導入できるようになることが期待できる。「組合せ最適化」問題は金融や保険分野のほか、従業員のシフト作成業務などでも活用が待たれている。 エレコムが公開したのは、東京ビッグサイト青海展示棟で開催中の「第1回 量子コンピューティングEXPO【春】」の同社ブース内。開発しているのはエレコムグループのなかでも先端技術の開発を行っているエレコム子会社のディー・クルー・テクノロジーズ(D-CLUE)だ。 業務用プリンター向けの高速転送
「3密を回避した300人以上の勤務シフト作成を従来の100倍の速度で実現した」 そう語るのは日立製作所の中央研究所内にある「CMOSアニーリング」という技術を開発している研究チーム。「CMOSアニーリング」は量子コンピュータを疑似的に再現する最先端の技術です。 所属、スキル、勤務場所、希望の就業時間、通勤時間、法律や就業規則等による制限など、様々な要素を加味して作成する勤務シフトは、膨大な選択の中から、最適な組み合わせを見つけ出す、複雑で時間がかかる作業です。そんな「組合せ最適化」作業は新しい形態のコンピュータ「CMOSアニーリング」によって自動化されようとしています。 更には、損害保険ジャパン/SOMPOリスクマネジメントとの共同実証や、三井住友フィナンシャルグループ等での実証実験等、ユースケースも増えてきています。 量子コンピュータとアニーリング 最新のICTニュースを中心に「量子コン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く