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ブックマーク / www.technologyreview.jp (20)

  • レアアース争奪戦 ゴミから宝を掘り起こす スタートアップの技術

    The race to produce rare earth materials レアアース争奪戦 ゴミから宝を掘り起こす スタートアップの技術 気候変動対策に不可欠なレアアース。その供給を中国に依存する米国で、石炭灰や廃棄物から効率的に抽出する新技術が注目を集めている。環境問題の解決と資源確保の両立を目指す米国スタートアップ企業の挑戦を追う。 by Mureji Fatunde2024.07.29 6 この記事の3つのポイント 米国はレアアース自給に向け多様な供給源開拓に乗り出した 石炭灰からレアアースを抽出する技術が開発されている 選鉱くずや廃棄磁石からレアアースを回収する企業も summarized by Claude 3 気候変動による悪影響はますます加速する一方だ。この脅威から逃れるために私たちが打てる最善の手は、化石燃料の使用を止め、低炭素テクノロジーを取り入れることである。そ

    レアアース争奪戦 ゴミから宝を掘り起こす スタートアップの技術
  • 生成AIは人間の創造性を高めるか? 新研究で限界が明らかに

    生成AIは、人間の創造性にどのような影響を与えるのだろうか。ある研究によると、レベルの底上げにはつながるものの、元々創造性の高い人にはほとんど影響がないことが明らかになった。 by Rhiannon Williams2024.07.19 22 この記事の3つのポイント 生成AIは文章や画像の作成を容易にするものの人間の創造性向上には限界 創造性の低い人の作品の質は向上する一方、創造性の高い人の質は変わらない AIを利用して作られた物語は人間だけで作ったものより似通る傾向に summarized by Claude 3 生成AI(ジェネレーティブAI)モデルのおかげで、文章や画像、映像クリップや音声トラックにいたるまで、あらゆるものをよりシンプルかつ素早く作成できるようになった。人間が作ったら何年もかかるかもしれない文章やメディアが、今では数秒で生成できる。 確かにAIが作るものは一見創造的

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  • 見えてきた「生成AIの限界」がアーティストの不安を取り除く

    生成AIを使った実験を重ねるにつれて、クリエイティブ分野での限界が明確に理解されるようになってきた。AIとアーティストたちの力関係を変えようとする取り組みもいくつか始まっている。 by Melissa Heikkilä2024.06.30 190 8 この記事の3つのポイント AIとアーティストとの関係性はこの2年間で変化しつつある 独創的で面白いものを生み出すのは難しく、補強ツールとして使うのが最適 権利侵害を防ぐ技術やツールも開発が進み、不安を和らげている summarized by Claude 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 人工知能AI)のジョークはありきたりだ。グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)の研究チームがプロのコメディアン20人に依頼し、一般的なAI言語モデルを使ってジョークやコメディパフォーマンスの台を書いてもら

    見えてきた「生成AIの限界」がアーティストの不安を取り除く
  • 中国語のキーボード入力が 「オートコンプリート」の 発明に変わるまで

    The quest to type Chinese on a QWERTY keyboard created autocomplete 中国語のキーボード入力が 「オートコンプリート」の 発明に変わるまで IMEを使った中国語のコンピューター入力は、欧米人には驚きの世界だ。だが、中国語の入力速度を劇的に短縮した仕組みは、世界中のユーザーが利用する「オートコンプリート」につながっている。 by Tom Mullaney2024.06.04 5 8 この記事は、トーマス・S・マラニー著「The Chinese Computer: A Global History of the Information Age(中国のコンピューター:情報時代のグローバルな歴史)」(MITプレス、5月28日発売)からの抜粋です。一部編集されています。 ymiw2 klt4 pwyy1 wdy6 o1 dfb2 wd

    中国語のキーボード入力が 「オートコンプリート」の 発明に変わるまで
  • 「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は?

    A wave of retractions is shaking physics 「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は? 量子コンピューティングや室温超伝導のブレークスルーとされる論文の撤回が相次ぎ、物理学界が揺れている。研究者とネイチャー誌などの雑誌編集者が集まり、再現性確保のための対応策を議論した。 by Sophia Chen2024.05.29 3 17 大々的に報じられた最近のスキャンダルで、物理学界は自らの評判、そして将来を気に病んでいる。権威ある雑誌に掲載された量子コンピューティングと超伝導の分野の研究で、大きなブレークスルーがあったとする主張が、この5年間にいくつか崩れ去った。大成功のはずのそれらの研究結果を、他の研究者が再現できなかったためだ。 先日、50人ほどの物理学者、科学雑誌の編集者、米国立科学財団(NSF)の代表者がピッツバーグ大学に集まって今後の最善の

    「撤回」に揺れる物理学界、 信頼回復への道筋は?
  • MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版

    関連度順 日付順 MIT Technology Review 10 Breakthrough Technologies2024 MITテクノロジーレビューが選んだ、 世界を変える10大技術 MITテクノロジーレビューは毎年、世界に真のインパクトを与える有望なテクノロジーを探している。誌がいま最も重要だと考える進歩を紹介しよう。 SCROLL TO EXPLORE あらゆるもののためのAI 私たちは今、AIの時代に生きている。何億人もの人々が、プロンプトからテキスト、画像、動画などを生成するチャットGPTのような生成ツールと直接やりとりしている。その人気はテック業界を再形成し、オープンAIを有名にし、グーグル、メタ、マイクロソフトがこのテクノロジーに多額の投資をせざるを得なくなった。 重要な理由 超高効率の太陽電池 太陽光発電は世界中で急速に導入が進んでおり、二酸化炭素排出量を削減するため

    MITTRが選んだ 世界を変える10大技術 2024年版
  • 2024年ブレークスルー・テクノロジー10:超高効率の太陽電池

    Super-efficient solar cells: 10 Breakthrough Technologies 2024 超高効率の太陽電池従来のシリコンと最先端のペロブスカイトを組み合わせた太陽電池は、太陽光の変換効率を大幅に向上させる可能性がある。2024年には最初のパネルが配置される予定だ。 by Emma Foehringer Merchant 2024.01.19 Simon Landrein キープレイヤービヨンド・シリコン(Beyond Silicon)、ケーラックス(Caelux)、ファースト・ソーラー(First Solar)、ハンファQセルズ(Hanwha Q Cells)、オックスフォードPV(Oxford PV)、スウィフト・ソーラー(Swift Solar)、タンデムPV(Tandem PV)実現時期3~5年後2023年11月、話題の太陽光発電技術が変換効率の

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  • 円偏光発光色を安価に制御する新技術=大阪工業大など

    大阪工業大学、台湾の国立陽明交通大学、東京工業大学の国際研究チームは、らせんの形をした極小ガラス容器に蛍光分子と溶媒を入れるというシンプルなアイデアで、緑から青色まで自在に円偏光発光(CPL)の発光色を制御する技術を確立した。CPLを示す材料は現在、3次元ディスプレイや量子コンピューターへの応用展開が期待されている。 研究チームは今回、独自の手法で調製した、らせん形状の極小ガラス容器にアキラル(鏡に映った像を重ね合わすことができる性質)な蛍光分子と溶媒を入れることでCPLが観測されることを発見。さらに、溶媒の種類(水、メタノール)およびその混合比を変えることで、発光色を緑から青色まで自在に変化させることに成功した。 同研究の成果により、安価なアキラルな分子を使ってCPL材料の開発が可能になるほか、ガラス容器の中に溶液が含まれた固体粉末としてCPL材料を取り扱えるようになる。CPL材料にはこ

    円偏光発光色を安価に制御する新技術=大阪工業大など
  • 生産性マニアが「Notion」で生活の95%を回す理由

    業務用アプリの「ノーション(Notion)」が人気だ。特に生産性にこだわる人たちの間で、私生活のタスク管理にまで利用する動きが広がっている。 by Rhiannon Williams2023.05.04 480 17 ジョシュア・バーゲンはとても生産的な人間だ。 秘密は業務用アプリ「ノーション(Notion)」にある。バンクーバーに住むプロダクトマネージャーのバーゲンは、ノーションを使ってノートとタイムラインで海外旅行の綿密な計画を立てたり、自分が観た映画テレビ番組のリストを整理して感想を記録したりする。3Dプリンティング・プロジェクトの管理、スノーボード滑走コースの地図作成、子どもの面白い発言を集めたリストの迅速な更新にも便利だ。 奇妙に思えるかもしれない。しかし、バーゲンのように、仕事での利用を想定して作られたノーションを私生活の整理整頓に活用する人々は増え続けている。瞑想習慣や週の

    生産性マニアが「Notion」で生活の95%を回す理由
  • 環境も農家も救う「ソーラーシェアリング」が注目される理由

    太陽光パネルを高めに設置することで少し日陰を作り、発電や営農に利用するソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)が、温暖化対策や農家の収益増、都市問題の解決につながる可能性があると注目されている。 by Matt Whittaker2022.12.30 251 5 8 最近の涼しく晴れたある午前中、ジャックス・ソーラーガーデン(Jack’s Solar Garden)では、メグ・ケイリーが訪れた人々にケールという野菜の苗床を案内していた。スプラウト・シティ・ファームズ(Sprout City Farms)の事業部長であるケイリーは、デンバー地域の意外な都市空間で、10年以上農業に携わっている。ケールはこの日、デンバー市から北へ1時間ほどの場所で、研究者たちと一緒に「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」という実験的農法に取り組むのだ。 この記事はマガジン「世界を変えるU35イノベーター2

    環境も農家も救う「ソーラーシェアリング」が注目される理由
  • DNA、スピントロニクス……ムーアの法則後のコンピューターの未来

    シリコントランジスタの微細化を原動力とするムーアの法則は、間もなく終焉を迎える。その一方で、シリコンの代替品は何年にもわたり提案され続けてきており、その一部は限られた用途ではあるが製品化もされている。 by Lakshmi Chandrasekaran2021.11.09 15 3 11 1947年に最初のトランジスターが開発された時、ロジックチップの中核を成すスイッチング素子であるこのデバイスがもたらす最終的な影響を、誰が予想できただろうか。 この記事はマガジン「量子時代のコンピューティング」に収録されています。 マガジンの紹介 トランジスターがコンピューティングの主役に代わったのはシリコンのおかげだ。不純物を少量加えることで、シリコンはコンピューター・チップのトランジスターにほとんど理想的な材料を形成する。 50年以上にわたり、エンジニアはシリコンベースのトランジスターの小型化を重ね、

    DNA、スピントロニクス……ムーアの法則後のコンピューターの未来
  • 宇宙の暗黒物質の詳細マップ公開で、予想外の問題が浮上

    国際プロジェクト「ダークエネルギー・サーベイ(DES)」が、宇宙の暗黒物資の分布を詳細に表した最新マップを公開した。今回の結果は、ビッグバンを起源とする「標準的宇宙論モデル」と概ね整合性が取れたものであるが、予想外の問題もいくつか浮かび上がってきた。 by Neel V. Patel2021.06.01 101 15 13 暗黒物質(ダークマター)を説明しようとするのは、あなたの家の中に住んでいる幽霊について説明しようとするようなものだ。それ自体は一切目に見えないが、それが動かしているものは見ることができる。唯一それを説明できるのは、直接は観測も計測も接触もできない見えない力だけである。 私たちが暗黒物質の存在を知っているのは、宇宙を取り囲んでいる暗黒物質が及ぼす影響を観測できるからだ。科学者たちは、宇宙の約27%が暗黒物質でできていると推測している(68%が暗黒エネルギー、残りの5%が通

    宇宙の暗黒物質の詳細マップ公開で、予想外の問題が浮上
  • 中国のハッキング・コンテスト「優秀作」、ウイグル弾圧に利用

    中国のハッキング・コンテスト「天府杯」で最優秀賞を獲得したアイフォーン向けエクスプロイト(ソフトの脆弱性を悪用して攻撃するプログラム)が、中国政府のウイグル弾圧に使われていたことが明らかになった。米国当局は、コンテストと中国軍との結び付きについて懸念を深めている。 by Patrick Howell O'Neill2021.05.14 55 30 6 2017年3月、「世界で最もよく使われているテクノロジーの隠れた弱点を見つける」という1つの目標を掲げて、中国からハッカーの一団がバンクーバーに到着した。 グーグルのクロム (Chrome) ブラウザー、マイクロソフトのウィンドウズ・オペレーティングシステム、アップルのアイフォーン(iPhone)などがすべて標的となっていた。しかし、法律に違反する者は誰ひとりいなかった。彼らは、世界的権威があるハッキング・コンテストのひとつである「Pwn2O

    中国のハッキング・コンテスト「優秀作」、ウイグル弾圧に利用
  • テクノロジーの進歩を示す最新スペックの「橋」5選

    都市をつなぐ「橋」はずっと姿を変えていないように見える。だが、テクノロジーや建設手法の進歩によって、安全性や耐久性は高まり、寿命も延びている。 by Jon Allsop2021.05.10 16 2 4 「橋」は長らくそれほど姿を変えていない——ニューヨーク市立大学シティカレッジで土木工学を担当するアニル・アグラワル教授は言う。確かに素人目には、橋に起こっている変化はあまり分からないだろう。だが、傍目には気づきにくい橋の技術や建設手法の進展によって、現代の橋はより大きく、より安全になり、寿命も延びている。 この記事はマガジン「Cities Issue」に収録されています。 マガジンの紹介 土木工学の技術者は近年、耐火・耐震・耐風性の改善などにより、橋の安全性向上に力を注いでいる。さらに、新しい橋の状態の監視や既存の橋の維持にテクノロジーを活用する方法も探っている。 20世紀の大部分におい

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    mutinomuti
    mutinomuti 2021/05/12
    ハイテクブリッジ(´・_・`)
  • スマートシティはなぜ 失敗し続けるのか?—— 都市に今求められているもの

    What cities need now スマートシティはなぜ 失敗し続けるのか?—— 都市に今求められているもの スマートシティが話題になって10年以上が経つが、都市の抱える問題を解消、あるいは軽減できているようには見えない。テック企業が主導する現在のスマートシティ・プロジェクトは、テクノロジー機器とサービス、およびそれらが生成するデータの市場開拓に重点を置いており、都市インフラをアップグレードするものではない。 by Jennifer Clark2021.05.07 60 5 31 都市テクノロジープロジェクトが長らく目指してきたのは、都市の管理だ。つまり曖昧性を整理し、不確実性を軽減し、都市の成長と衰退を予測または調整することである。最新の「スマートシティ」プロジェクトには、以前の都市計画プロジェクトと多くの共通点がある。これまで何度も、こうした取り組みは都市の「問題」に対する新し

    スマートシティはなぜ 失敗し続けるのか?—— 都市に今求められているもの
  • GPT-3が「最高」で「最悪」なAIである理由

    オープンAIが開発した大規模言語モデル「GPT-3」が作成する文章は、不気味なほどのリアリティで人間の書く文章を模倣できる。だが、こうした成果は主に、ニューラル・ネットワークの規模と訓練に使うデータをとてつもなく大規模化したおかげであり、現在のAIが抱える無視できない問題点も明らかにしている。 by Will Douglas Heaven2021.04.26 64 58 15 24 ディープマインド(DeepMind)の「アルファ碁(AlphaGo)」や、チェスをするIBMの「ディープ・ブルー(Deep Blue)」以降に登場したさまざまな人工知能AI)の中で、人々の心を確実に捕らえているAIがある。「GPT-3」だ。 この記事はマガジン「10 Breakthrough Technologies」に収録されています。 マガジンの紹介 GPT-3は、サンフランシスコを拠点とする研究所である

    GPT-3が「最高」で「最悪」なAIである理由
  • グーグルが報告した手練れのハッキング集団、実は欧米の工作員

    グーグルセキュリティチームが発見したハッキング集団は、サイバー・テロ攻撃に対抗しようとする欧米の工作員だった。グーグルが存在を公表し、攻撃を阻止したことは社内外から疑問の声が上がっている。 by Patrick Howell O'Neill2021.04.13 67 17 5 グーグルは、世界で最も評価の高いサイバーセキュリティ事業を複数展開している。例えば「プロジェクト・ゼロ(Project Zero)」はまだ発見されていない強力なセキュリティ脆弱性を発見するチームであり、「脅威分析グループ(Threat Analysis Group)」は北朝鮮中国ロシアなどの政府が支援するハッキングに対し、直接対抗措置を取るチームだ。これら2つのチームが、最近、思いがけず大物を捕らえた。11件の強力な脆弱性を悪用してiOSやアンドロイド、ウィンドウズ・デバイスを危険にさらす、「手練れ」のハッキン

    グーグルが報告した手練れのハッキング集団、実は欧米の工作員
  • 逆転の発想、診断法の欠陥を機械学習で実証した新研究

    機械学習は既存の不平等を永続させる傾向があると指摘されているが、カリフォルニア大学バークレー校の研究者たちは「逆転の発想」により、機械学習により既存の医学的知識の欠陥が明らかになる場合があることを示した。 by Karen Hao2021.02.09 44 27 4 7 ここ数年の研究で、早期がん発見や眼病診断といった医用画像処理タスクにおける深層学習の性能が専門家レベルに達していることが分かった。だが、これには注意も必要だ。他の研究で、深層学習には差別を永続させる傾向があることも示されているのだ。医療制度はすでに格差に満ちており、ずさんな深層学習の導入はそれをさらに悪化させてしまう可能性がある。 そうした中、新しい研究論文がネイチャー メディシン(Nature Medicine)誌に発表された。この新研究では、既存の不衡平を悪化させず、むしろ逆転させるのに役立つ可能性がある医療アルゴリズ

    逆転の発想、診断法の欠陥を機械学習で実証した新研究
  • 新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡

    科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。 by Antonio Regalado2020.03.06 3162 1559 160 15 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がこれまでにない規模で世界的に広がる中、ウイルスの遺伝物質から、感染経路だけでなく、世界での広がり方や封じ込めに失敗した状況が、最終的に分かるかもしれない。 科学界では、ウイルスの感染拡大に伴う遺伝子変異を追跡することで、ほぼリアルタイムで系統樹が作成されている。この系統樹は、感染が国から国へ飛び火する様子を特定するのに役立つという。 ブラジルの科学者たちは、2月下旬に国内初の新型コロナウイルスの感染例を確認した際、すぐにウイルスの遺伝子配列を解読した。そして、すでにオンライン上で公表され

    新型コロナは世界にどう広がったのか? 遺伝子解析で追跡
  • ニューラルネットで「ミツバチのダンス」解読、大量死の謎解明へ

    マシン・ビジョンやニューラル・ネットワークでミツバチの尻振りダンスを解読する研究が進んでいる。物供給に影響するミツバチの行動をより正確に把握できるようになりそうだ。 by Emerging Technology from the arXiv2017.09.15 80 18 11 1 現代社会は、安全で信頼性の高い物供給システムに依存している。その供給システム自体、農業から流通ネットワークに至るまで、幅広く他のシステムに依存している、複雑なものだ。こういったシステムを堅牢に保つためにも、数多くの工夫が必要とされている。 しかし、2007年、料の供給に関する予想外の脅威が明らかになった。北米で、最大70%のコロニーの西洋ミツバチが、突然死滅したのだ。ミツバチは広範囲の用植物に授粉するため、コロニーの消滅は料の生産性に急激かつ深刻な影響をもたらす可能性がある。生物学者は、ネオニコチノイ

    ニューラルネットで「ミツバチのダンス」解読、大量死の謎解明へ
    mutinomuti
    mutinomuti 2017/09/16
    面白そうな研究
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