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歴史と文化に関するmventuraのブックマーク (24)

  • アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない

    人や中国人、韓国人を含むアジア人は肌の色が黄色い「黄色人種」と呼ばれる。だが、歴史をひもといてみると、アジア人の肌が「黄色」だという認識が広がったのは19世紀になってからだった。 国立台湾大学外国語学部のマイケル・キーバック教授が解説する。 16世紀にはアジア人は「白人」だった 東アジア人は、いかにして「黄色人種」と呼ばれるようになったのか──。実は「黄色人種」という分類は、世界の人種をマッピングした結果にすぎず、実際の肌色とは何の関係もない。 16世紀に東洋人と西洋人が交流し始めたころ、西洋からの旅行者や宣教師、大使らは、東洋人に言及する際、たいてい「白人」と言っている。19世紀まで肌色は人種の特徴としてそれほど認知されていなかったので言及自体がめったになかったが、東洋人については幾度となく、「私たち(西洋人)と同じくらい白い」と表現されていた。 「黄色」という言葉は18世紀末に使わ

    アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない
  • 「春はあけぼの」を読み解く

    吉海 直人(日語日文学科 教授) みなさん、『枕草子』には伝統的な日の四季折々の自然美や風物が鏤(ちりば)められていると思っていませんか。実はそれこそが誤解というか大きな間違いなのです。だってそうでしょう、春の風物としては「梅・鶯・桜・霞」などをあげるのが一般的ではないですか。『枕草子』にはそれが不在なのです。逆に清少納言が提起している「あけぼの」など、春を代表する景物ではありませんし、まして美意識にもあてはまりません。 それにもかかわらず、みなさんはそれを平安朝貴族の美意識として受けとっている恐れがあります。それが高校で学んだ成果だとしたら、それこそ学校教育の弊害ということになりかねません。 そこで考えていただきたいのは、仮に「あけぼの」が春の景物として当時認められていたとしたら、清少納言はごく当たり前のことを提示していることになります。それでは宮廷で評価・称讃されるはずはありませ

    「春はあけぼの」を読み解く
  • かちかち山は現代風にアレンジされているのか、ばばあ汁の味 - ネットロアをめぐる冒険

    私は「ネットロア」という語をかなり広義に捉えていて、噂や風説といったもの、そこまではっきりしなくても、「なんとなくぼやっと信じられてそうなこと」までも含んでおります。最近は世の流れで時事ネタを多めに取り扱いますが、私自身は「なんとなくぼやっと」のネタの方が、いつもワクワクしながら取り組めています。 というわけで、今回はその「ぼやっと」ネタの、「現代のむかしばなし、昔よりマイルドになってる説」です。 バアちゃん殺されないとか歴史修正主義者の暗躍がひどい pic.twitter.com/EfpqAPpY5Z — 新米先達mayan (@mayan1969) May 8, 2018 ずいぶん前のツイートですが、最近TLに回ってきたので、へえ、と思った内容です。最近の「かちかち山」は、おばあさんは殺されず、しかも改心したっぽいタヌキと和気あいあいと打ち上げパーティーのように終わるんだとか、そういう

    かちかち山は現代風にアレンジされているのか、ばばあ汁の味 - ネットロアをめぐる冒険
  • 宮古島市総合博物館紀要|市の組織|宮古島市

    宮古島市総合博物館紀要バックナンバー こちらのページでは、宮古島市総合博物館(旧平良市含む)が刊行した紀要を掲載しております。 ファイル形式はPDFです。ファイルサイズが大きいためにダウンロードに時間を要することがあります。 ▲博物館刊行物一覧へ 宮古島市総合博物館紀要第22号 - 2018号3号 国指定の名勝及び天然記念物を考える(地質)ー八重干瀬卓礁・フデイ岩と下地島西部・通り池の地質学的イベントー/安谷屋昭(1104KB) 宮古島断層帯の将来発生する予測震度などについてー地層構造と地質汚染を主にー/安谷屋昭(1066KB) 宮古島諸島の蛾類の追加記録及び宮古諸島産蛾類目録/小浜継雄・木村正明・駒井古実・砂川博秋(1341KB) 宮古諸島池間島・大神島・来間島の十脚甲殻類/藤田喜久(1570KB) 標を基にした宮古諸島の十脚甲殻類記録/藤田喜久(1179KB) 宮古島市総合博物館の美