随分前に銭湯に行った。早稲田の近く、早稲田通りからほんの数十メートル入ったところ。 銭湯の料金は覚えていない。 番台のあんちゃんがヘアードライヤーに細工して、既定の料金を入れても通常のパワーが出ないようになっていて、 男の頭でもなかなか乾かない程度に出力が抑えられていた。 俺は軽く身体にお湯を浴び、浴槽へ。熱いのが苦手な俺は数十秒で上がる。 洗い場は何列か有って、真ん中の列は鏡を挟んで向かい合わせに座るようになる。 ただ、鏡と土台の間には空間が有り、その空間から向こう側が見えるため、 鏡に映った顔は自分なのに、首から下が向かいに座った人の身体になることがたまにある。 身体を洗い始め、股間を洗い、カリ首を丹念に洗っていたら、 向かい側に座った若い男性が俺の真似をして、泡たっぷりでカリ首を洗い始めた。 ものの数秒で彼のイチモツは完全に元気になってしまった。 困った彼はそのイチモツを隠そうと、開
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