はじめまして。鈴木信平と申します。 約40年前、一般的に言うところの、五体満足な男の子として生まれました。 今に至るまでにいろいろなことがありましたが、一番大きな出来事は36才で男性器を摘出したことだと思います。 その決断に至るまでの出来事や考えたことを、『男であれず、女になれない』というタイトルで一冊にまとめて、2017年に出版しました。今は、電子書籍に関わる企業で会社員をしながら、8年一緒に暮らしても一切触らせてくれない猫と同居しています。 猫の名前は、楽(がく)と言います。保護団体を経由して出逢いました。仕事を含め私が家にいないことは多く、決して広いとは言えない一人用の住まいへ家猫として迎えることを考え、それでも精一杯楽しく生きて欲しいと願いを込めてつけた名前です。 詳しい事情は分かりませんが、私の元へ来た時から楽には左目がありません。そして、私とは何と勝手なのでしょうね。片目のない