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ブックマーク / www.saiusaruzzz.com (2)

  • 【小説感想】「ノーカントリー・フォー・オールド・メン」はどんな話なのか。殺し屋シガーが何者なのかを考えながら語りたい。 - うさるの厨二病な読書日記

    *ネタバレ感想です。未読のかたはご注意ください。 ノー・カントリー・フォー・オールド・メン (ハヤカワepi文庫) 作者:コーマック マッカーシー 早川書房 Amazon 「ノー・カントリー・フォー・オールド・メン」(以下「ノーカントリー」)は映画化もされてマッカーシーの作品の中でも特に有名だ。 「ブラッド・メリディアン」とも「国境三部作」とも「チャイルド・オブ・ゴッド」とも「ザ・ロード」とも違う、(基的には)犯罪エンタメ小説である。 物語の外枠である、麻薬カルテルの金を横取りした男が、その金を取り返そうとする殺し屋に追われるというストーリー部分が滅茶苦茶面白い。 展開がスピーディで容赦がないので、ページをめくったらどうなるかが予想がつかない。 「ノーカントリー」を読んで気付いたが、余分な描写を極限まで削っているマッカーシーの文体はエンタメ小説と相性がいい。 コーマック・マッカーシーの文

    【小説感想】「ノーカントリー・フォー・オールド・メン」はどんな話なのか。殺し屋シガーが何者なのかを考えながら語りたい。 - うさるの厨二病な読書日記
  • 世界解明系の物語が読みたい。 - うさるの厨二病な読書日記

    *この記事は決定的なネタバレは含まれていませんが、作品のトリックに触れる「この作品はこういう物語と考えられる」という話をしています。ご注意ください。 「世界解明系の物語」とは何なのか? 「世界解明系」とは、自分が作った造語です。 定義がちょっと難しいのですが、 「主人公や読者が知らない法則で世界が動いており、主人公が「どんな理由で起こっているのか分からない物事」からその法則性を解き明かしていくことを主たる目的としている物語」です。 これは種類がさらに三つに分かれまして、 ①今まで主人公や読者には伺い知ることができなかった、世界の法則性や真実の姿がある。 ②通常は認知できるはずの世界の法則性や真実の姿を、何等かの理由で主人公が知ることができない。 ③最後まで①なのか②なのか不明。 ①で思いつくのは、「進撃の巨人」「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」「グインサーガ(の一部)」「匣の中の

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