文:大下文輔 2017年9月11日、デジタルマーケティングに関するトークセッションが開催され、3人の登壇者による中味の濃いプレゼンテーションとディスカッションが行われた。 本記事では、B2Bマーケティングの論客、中東孝夫氏の『1からB2Bデジタルマーケティングを立ち上げることになったら』と題するプレゼンテーションを取り上げたい。 中東氏は、2016年8月はじめに、外資系のテクノロジー企業からKDDIの法人部門のマーケティング部長に転籍し、ABM(アカウントベースドマーケティング)を主軸としたデジタルマーケティングの仕組み作りや、人材育成、組織マネジメントを行ってきた。 その日のプレゼンテーションは、それらを総合した話であったが、とりわけMarketingBase読者の参考になりそうな、「デジタル成熟度モデル」を紹介する。 デジタル成熟度モデルを一言でいうと、デジタルマーケティングの仕組み作
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