外資系コンサルティング会社といえば、厳しい実力主義の世界で成果が出なければクビ、顧客のために寝る間も惜しんで働く……、といったハードな働き方のイメージがある。だが、そんなコンサル業界も最近は変化しているらしい。特にアクセンチュアは、人材の多様性、柔軟な働き方、女性の活躍、といったテーマで話題になっていることが多いように感じる。同社の人事部長、武井章敏氏に話を聞いた。 地方での在宅勤務、週3〜4日の働き方もウェルカム― 「柔軟な働き方をする社員を、2020年までに30%、2022年までに50%にする」という目標をお持ちだと聞きました。 はい。グローバルでは2025年に向けたダイバーシティ(Gender Equality)のターゲットがあるのですが、それを達成するためには働き方を変えなければならないと考えています。というのも、日本は柔軟な働き方をしている人も女性の比率も、世界のアクセンチュアの