積水ハウスは1日から育児、介護中の社員を対象にした在宅勤務制度を導入する。事前申請があれば、週2日以内、終日の在宅勤務が可能。勤務時間の確保による職場への配慮と、個人のワークライフバランスの実現を両立する。今後想定される人手不足や大量介護時代に対応するほか、感染症流行時の事業継続にも活用できる。 在宅勤務が可能になるのは、パソコンでの作業がある職種全般。工場のライン職などを除く1万人超が対象となる。2016年に社内で20程度の在宅勤務モデルを試行して導入に備えた。 新制度を活用すれば、育児や介護を理由に時短勤務を選択している社員にも、在宅勤務を組み合わせたフルタイム勤務相当の可能性が開ける。生活ステージに配慮した社員のキャリア形成支援に加え、仕事を他の社員に分担させる頻度が減り、職場全体の負荷軽減にもつながる。 同時に、夫婦がともに社員の場合、日曜日の勤務時間を重複させない「パートナーシッ
![夫婦が同じ会社なら勤務時間の重複さけます! ニュースイッチ by 日刊工業新聞社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3cf6db8fc8f7f54739a3eb571088ee4e33d7193c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.newswitch.jp%2Fimages%2FphpFBYGTW_58914177f192a.jpg)