平成29年1月5日、経済三団体共催 2017年新年祝賀パーティーの冒頭で安倍総理は、「今年は、『働き方改革』断行の年であります。」と発言しています。「仕事と子育てや介護を無理なく両立できるようにする。時間外労働の上限規制を実施するため、労働基準法の改正案を国会に提出いたします。『自分の若い頃は、安月給で無定量・無際限に働いたものだ。』ここにいらっしゃる皆様はそうだったんだろうと思いますが、時代は大きく変わりましたから、昔は昔であります。結構そう思っている方々がたくさんおられるかもしれませんが、どうか先頭に立って働き方の根っ子にあるこの文化を変えていただきたいと強く期待をしているところでございます。」このように大企業のトップの方々に働き方への意識改革を訴えています。法整備については、今後国会で討議されるものと思います。 また、11月の本コラムで兼子俊江氏は「『働き方改革』で、企業は今後、残業