ソニーネットワークコミュニケーションズ(SNC、東京・品川)は28日、格安スマートフォン(スマホ)サービス「nuro(ニューロ)モバイル」で、「エクスペリア」ブランドの端末を発売した。専用のデータ通信帯域を用意し、快適な通信を実現する。 ソニーネットワークコミュニケーションズが販売する「エクスペリア XZプレミアム」 「やっと出せた」。モバイル事業部門ビジネス開発部の細井邦俊部長は顔をほころばせた。SNCはエクスペリアを開発するソニーモバイルコミュニケーションズ(同)の子会社だが、シャープや台湾エイスース(華碩電脳)の端末を販売してきた。エクスペリアを求める声は根強かった。 データ容量が足りなくなったら翌月分から前借りできたり、10分以内の通話なら定額で何度もかけられたりするサービスを提供し、ニューロモバイルの認知度が向上。親会社のエクスペリアブランドの端末を扱える体制が整ったという。 上