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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (69,551)

  • 地域活性化を阻害? 東海道本線はなぜ熱海駅で分断されているのか

    地域活性化を阻害? 東海道線はなぜ熱海駅で分断されているのか:不便を被る顧客(1/3 ページ) 小田原駅から東海道線下り列車に乗って、熱海駅ホームに降り立った。当駅は、東海道線、伊東線、東海道新幹線の3路線が接続し、温泉街・熱海および伊豆半島の玄関口としての機能を果たしている。 当駅からさらに東海道線下り列車に乗り継いで、三島駅へ向かう。しかし、筆者が乗車した列車は熱海駅4番線ホームに到着したため、三島方面行き普通列車が出発する3番線ホームへは階段を利用しての乗り換えが必要だった。乗り換え時間もわずかなため、多くの乗客が走って移動していた。 2004年10月15日までは熱海駅をはさんで湯河原方面と函南方面の間を直通する列車が1日53あったが、翌日のダイヤ改正に伴い20へと大幅に削減された。東京駅発着普通列車の直通区間も373系特急形車両の1往復を除いて沼津駅までに短縮された。

    地域活性化を阻害? 東海道本線はなぜ熱海駅で分断されているのか
  • なんとなく「はい」を押したらアウト! プッシュ通知認証でアカウントを乗っ取られそうになった話

    私、いま“標的型攻撃”を受けてるんです――といったら、信じてもらえるでしょうか? 標的型攻撃とは、簡単にいうと「明確な意思と目的を持った攻撃者が特定の組織や情報を狙って行うサイバー攻撃」のことです。ですから一般的には、重要な機密を扱う国家組織や、世界に名前の知られた大企業、特許をたくさん持つ中堅企業などがそのターゲットになると思われがちですが、実際は皆さんに身近なところでも起きているのです。 ブラジルからの“攻撃”再び? この連載をずいぶん前から読んでいただいている皆さんならピンとくるかもしれません。私にその“標的型攻撃”を仕掛けているのは、悪意や攻撃の意図が全くない、「ブラジルのマリオさん」。 (参考) 「一体どういうことなの?」と思う方に詳しく事情を説明すると、私のGmailアカウント名「mtakeshi」と非常に似たアカウント名「m.takeshi」の持ち主――ここではマリオ・タケシ

    なんとなく「はい」を押したらアウト! プッシュ通知認証でアカウントを乗っ取られそうになった話
  • 「Pokemon GO(ポケモンGO)」のリアルイベントとNiantic/充実してきたモバイル決済

    ランキングの1位「シカゴの『ポケモンGO』イベントで聞いた、Nianticのリアルイベントに対する思い」は、7月14~15日(米国中部夏時間)に米イリノイ州シカゴで開催されたPokemon GOポケモンGO)のイベント「Pokemon GO FEST 2018」のレポート記事です。 Pokemon GOの開発元である米Nianticはリアルイベントに積極的です。日でも同社の協力のもと、神奈川県横須賀市の主催で「Pokemon GO Safari Zone in YOKOSUKA」というリアルイベントが8月29日から9月2日まで開催される予定です。シカゴのイベントは2万人限定の有料イベント(20ドル)だったのに対し、横須賀市のイベントは抽選制の無料イベントとなっています(すでに応募は締め切っています)。 リアルイベントで気になるのは、「モバイルネットワーク」と「休憩場所」です。 去年(2

    「Pokemon GO(ポケモンGO)」のリアルイベントとNiantic/充実してきたモバイル決済
  • Google、10月に第二世代「Pixelbook」も発表か

    Googleが次期オリジナルスマートフォンを発表する「Made by Google」イベントで、オリジナルのハイエンドChromebook「Pixelbook」の第二世代製品も発表するとエバン・ブラス氏がツイートした。 米Googleが毎年秋に開催するハードウェア発表イベント「Made by Google」で、第二世代の「Pixelbook」が発表されると、Google関連の予測で定評のある@evleaksことエバン・ブラス氏が7月22日(現地時間)にツイートした。 初代Pixelbookは、昨年10月のMade by Googleで発表された「Chrome OS」搭載のGoogleオリジナルのハイエンドChromebook。日では販売されていない。同氏によると、二代目は初代よりベゼルが狭くなり、年内に発売されるという。

    Google、10月に第二世代「Pixelbook」も発表か
  • 変化と不変の両立に挑んだクラウン

    トヨタのクラウンがフルモデルチェンジした。すでにクローズドコース試乗で高負荷域の「クラウン離れした」仕上がりを体験し、その激変ぶりをインプレッションに書いたが、今回改めて一般公道での試乗会が開催された。クラウンのクルマとしての真価はいかに? トヨタの看板車種の筆頭であるクラウンがフルモデルチェンジした。筆者もすでにクローズドコース試乗で高負荷域の「クラウン離れした」仕上がりを体験し、その激変ぶりをインプレッションに書いたが、今回改めて一般公道での試乗会が開催された。クラウンの立ち位置を考えれば、クルマとしての真価が分かるのはこちらだ。 さて、おさらいのようになるかもしれないが、セダンを巡る状況と、試乗会を2度に分けたトヨタの意図あたりから書き始めてみよう。 守勢に追い込まれたセダン 現在、世界的にセダンが不調である。かつてセダンは自動車の中心カテゴリーであり、走行性能とパッケージの最良のバ

    変化と不変の両立に挑んだクラウン
  • AIであなたの動きを誰かが真似る、その仕組み

    Googleが、普通の人にディープラーニングの面白さを紹介するWebサイトで「Move Mirror」を公開。PCのカメラの前で踊ってGIFとして録画すると、その隣に鏡のように同じポーズの老若男女の多様な画像が表示されるというものです。 GoogleさんはディープラーニングなどのAI研究にとても力を入れていて、その成果はGoogle検索はもちろん、マップや翻訳、スマートスピーカーなど、あらゆるサービスに反映されています。 研究成果の多くはオープンソース化されていて、普通の人向けにも「こんな面白いことができるようになるよ」と紹介するための「AI Experiments」というWebサイトも公開しています。 最近の例として、7月19日(現地時間)にこのWebサイトに追加された「Move Mirror」があります。動きを映す鏡。 普通のPC(カメラ付き)とWebブラウザがあれば、誰でも遊べます(

    AIであなたの動きを誰かが真似る、その仕組み
  • 総合ランキング、今回も「Xperia XZ2」を抑え「XZ1」が好調

    総合ランキング、今回も「Xperia XZ2」を抑え「XZ1」が好調:携帯販売ランキング(7月9日~7月15日)(1/4 ページ) NTTドコモ「iPhone 8(64GB)」が15週連続トップ。2017年11月発売の、NTTドコモとauの「Xperia XZ1」がこの5月発売の新モデル「Xperia XZ2」を上回る人気。

    総合ランキング、今回も「Xperia XZ2」を抑え「XZ1」が好調
  • Amazon史上最大の「プライムデー2018」振り返り トラブル発生も1億点を販売

    代わりにと言ってはなんですが、米CNBCは7月19日(現地時間)、Amazonから入手したという社内文書を元に当時の状況についての記事を公開しました。 それによると、主な原因はAmazonが社内で開発した「Sable」というシステムが破綻したためだそうです。これは、Amazonで商品を販売する小売業者やパートナーがデータ保存のために使う技術Amazon内の400ものチームが使っていて、昨年のプライムデーでは毎秒6350万件のサービスリクエストを処理しました。 問題発生に気付いたプライムデーチームは、サーバの負荷を少しでも減らすためにプライムデーのページをシンプルなものに切り替え、世界中からのトラフィックを遮断。ここで、もう1つ問題が発覚し、なんとAWSでもおなじみのオートスケール(負荷に応じて自動的にサーバの台数を増減させること)機能がバグったのでした。 なので、人間が手動でサーバを追加

    Amazon史上最大の「プライムデー2018」振り返り トラブル発生も1億点を販売
  • Appleに独占禁止法違反の疑い 公取の調査が“iPhone販売”に与える影響は?

    Appleに独占禁止法違反の疑い 公取の調査が“iPhone販売”に与える影響は?:石野純也のMobile Eye(1/2 ページ) 公正取引委員会は7月11日、独占禁止法違反の疑いがあったAppleに対する調査結果を発表した。Appleとキャリアの間では、「iPhone Agreement」と呼ばれる契約が結ばれていたという。これが改定されたことで、どのような影響があるのか? 公正取引委員会は7月11日、独占禁止法違反の疑いがあったAppleに対する調査結果を発表した。ドコモ、KDDI、ソフトバンクとの契約を問題視し、調査を進めていたが、問題になりそうだった一部の内容をAppleが自主的に改定したことで疑惑が解消。公取の審査も終了した格好だ。Appleとキャリアの間では、「iPhone Agreement」と呼ばれる契約が結ばれていたという。では、これが改定されたことで、どのような影響が

    Appleに独占禁止法違反の疑い 公取の調査が“iPhone販売”に与える影響は?
  • OCN モバイル ONEの「MUSICカウントフリー」が本サービス化 利用は無料

    NTTコムが、MVNOサービス「OCN モバイル ONE」向けに「MUSICカウントフリー」を8月1日から提供する。対象音楽ストリーミングサービスの通信量がカウントされない。トライアルが好調だったため、サービス化した。 NTTコミュニケーションズが、MVNOサービス「OCN モバイル ONE」にて、8月1日に「MUSICカウントフリー」のサービスを開始する。利用料金は無料で、利用規約に同意した上で、ユーザーが個別に申し込む必要がある。既にMUSICカウントフリーのトライアルを利用している人は申し込み不要。 MUSICカウントフリーは、対象の音楽ストリーミングサービスを、データ消費ゼロで利用できるオプションサービス。対象サービスは、Amazon Music、AWA、dヒッツ、Google Play Music、Spotify、ひかりTVミュージック、レコチョクBest。 2018年4月か

    OCN モバイル ONEの「MUSICカウントフリー」が本サービス化 利用は無料
  • Microsoft、2桁台の増収増益 Azureは89%増、Surfaceは25%増

    Microsoftの4~6月期決算はAzureの売上高が89%増と好調で、2桁台の増収増益。通年の売上高が初めて1000億ドルを超えた。 米Microsoftは7月19日(現地時間)、2018年第4四半期(2018年4~6月期)の決算を発表した。「Azure」や「Office 365」などの商用クラウド事業が好調で、2桁台の増収増益だった。 売上高は前年同期比17%増の301億2000万ドル、純利益は10%増の88億7300万ドル(1株当たり1.15ドル)だった。売上高、1株当たりの純利益ともにアナリスト予測(売上高は292億ドル、純利益は1.08ドル)を上回った。 サティア・ナデラCEOは発表文で、「インテリジェントクラウド&インテリジェントエッジへの初期投資が功を奏した。われわれは今後も差別化された革新で成長の激しい市場でもシェア拡大を続ける」と語った。 Intelligent Clo

    Microsoft、2桁台の増収増益 Azureは89%増、Surfaceは25%増
  • 日常的なネット利用環境は「スマホのみ」が約半数に LINEの定点調査

    LINEは、インターネットの利用環境に関する定点調査の結果を発表。日常的にインターネットを利用する環境は「スマホのみ」が48%となり、過去4回分の調査で継続して増加傾向にある。 LINEは、7月19日にインターネットの利用環境に関する定点調査(2018年上期)の結果を発表した。調査は2018年4月に実施。調査対象者は15~59歳の男女計796サンプル。 日常的にインターネットを利用する環境について「スマートフォン」での利用者は全体の87%、「PC」での利用者は43%。 構成比として最多は「スマートフォンのみ」の48%で、「スマートフォンとPC」という併用者は38%、「PCのみ」が5%となった。 過去4回分の調査から構成比の推移を見ると「スマートフォンのみ」が継続して増加傾向にあり、男女別でみても同様となる。女性の方が男性より「スマートフォンのみ」で占める割合が高く、最新の調査では58%に達

    日常的なネット利用環境は「スマホのみ」が約半数に LINEの定点調査
  • 生ビールが飲める“居酒屋コンビニ”発見! これがセブンの目指す道?

    生ビールが飲める“居酒屋コンビニ”発見! これがセブンの目指す道?:実際にお店で飲んでみた(1/3 ページ) セブン‐イレブンは生ビールのテスト販売を中止したが、実は2016年から約50店舗で生ビールを提供しているコンビニチェーンがある。お客に好評なので今年からある店舗でチューハイとハイボールの提供も始めたという。実際に記者が足を運んで、どんなお客が利用しているのか取材してみた。 セブン‐イレブンが7月17日から実施するはずだった生ビールのテスト販売を中止した。 セブン&アイ・ホールディングスの広報担当者は「テスト販売をすることが広く知れ渡ったことで、お客さまの需要が高まることが想定されました。店舗での対応が難しくなると判断して中止を決定しましたが、今後のことは何も決まっていません」とコメントした。 大手3社で初の生ビール提供とあって大いに話題となった今回のテスト販売だが、実はJR東日

    生ビールが飲める“居酒屋コンビニ”発見! これがセブンの目指す道?
  • たかが3カ月、されど3カ月。「freee」の開発も3カ月がポイントに

    連載は、freee創業者・代表取締役CEOの佐々木大輔著、書籍『「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」』(日実業出版社刊)から、一部を抜粋、編集しています。 「何かをつかめる、何かが変わる」そういう感触を得られるのが「3か月」という時間で、そこで「1つのテーマ」に取り組むことを繰り返すことで、誰でもイノベーションを起こせる可能性が開けると、書で著者は説いています。 連載では、そのエッセンスを、7回に渡って紹介します。 ■書籍『「3か月」の使い方で人生は変わる』からエッセンスを紹介 第1回 成功体験は「3か月」でつくることができる 第2回 Googleの「3か月サイクル」 第3回 「freee」の開発も3か月がポイントだった 第4回 ワクワクしないと続かない 第5回 それは「マジで価値ある」ことか? 第

    たかが3カ月、されど3カ月。「freee」の開発も3カ月がポイントに
  • EU、Googleに過去最高43億ユーロ(5703億円)の制裁金 Androidでの独禁法違反で

    欧州委員会は2015年、Androidに関する独禁法違反容疑での正式調査を開始。AndroidはオープンソースのOSであるにもかかわらず、多くのスマートフォンおよびタブレットのメーカーがAndroidGoogle製の多数のアプリとサービスをプリインストールしていることが独禁法に違反している疑いがあるとしていた。 EUはGoogleに対し、反競争的な慣行を90日以内に停止するよう命令した。実行しない場合、Alphabetの1日当たりの売上高の最大5%に当たる罰金を科すとしている。 Googleはこれに対し、Androidは多くの選択肢を提供していると主張し、「日のEUの決定はAndroidを支援するビジネスモデルを拒否するものだ。われわれは上訴する予定だ」と語った。 関連記事 EU、Googleに過去最高24億ユーロ(約3000億円)の独禁法違反制裁金 欧州委員会は、Googleが欧州独

    EU、Googleに過去最高43億ユーロ(5703億円)の制裁金 Androidでの独禁法違反で
  • 「Internet Explorerの今後について」日本MS、ブログ公開 「世のコンテンツ、すでにIE非対応の最新技術で実現」

    「Internet Explorerの今後について」日MS、ブログ公開 「世のコンテンツ、すでにIE非対応の最新技術で実現」 IEのサポート提供期限について明言は避けたが、「世の流れとして最新のWeb標準技術を取り入れる方向になっていることをあらためて認識してほしい」とし、IEから「Microsoft Edge」への移行を促した。 日マイクロソフトのInternet Explorerサポートチームは7月18日、「Internet Explorerの今後について」と題した記事を公式ブログに公開した。(Internet Explorerは以後IEと略す。) IEのサポート提供期限について明言は避けたが、「世の流れとして最新のWeb標準技術を取り入れる方向になっていることをあらためて認識してほしい」とし、IEから「Microsoft Edge」への移行を促した。

    「Internet Explorerの今後について」日本MS、ブログ公開 「世のコンテンツ、すでにIE非対応の最新技術で実現」
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  • 格安SIM利用者シェアは楽天モバイル、総合満足度はLINEモバイルがトップ ICT総研の調査結果

    ICT総研は、7月17日に「2018年MVNO格安SIMの市場動向調査」の結果を発表。利用者シェアは「楽天モバイル」がトップとなり、満足度ポイントは「コストパフォーマンスの高さ」「最適な料金プランの有無」など前年同様料金面に対する項目が相対的に高い。総合満足度は「LINEモバイル」がトップ。 ICT総研は、7月17日に「2018年MVNO格安SIMの市場動向調査」の結果を発表した。1万679人に対するWebアンケートのうち、格安SIM利用者1227人の回答結果を基にしている。 現在利用している事業者は「楽天モバイル」が25.7%でトップとなり、ケイ・オプティコムの「mineo」が16.1%、UQコミュニケーションズの「UQ mobile」が12.1%、インターネットイニシアティブの「IIJmio」が8.6%、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」が7.7%と続く。なかでも

    格安SIM利用者シェアは楽天モバイル、総合満足度はLINEモバイルがトップ ICT総研の調査結果
  • 開発中の「空飛ぶクルマ」まとめ Uber、ロールスロイス……参入相次ぐ

    米Uber Technologiesや英Rolls Royceなどが、空飛ぶクルマを開発している。渋滞の緩和や、移動時間の短縮が期待できそうな各社の取り組みを紹介しよう。 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンや、「フィフス・エレメント」で高層ビルの谷間を縫うように行き交う「空飛ぶクルマ」に、心を躍らせた人は少なくないだろう。そんな空飛ぶクルマ、空飛ぶタクシーの構想を、各社が相次いで打ち出している。 開発に取り組むのは、米Uber Technologiesといったテクノロジー企業や、シリコンバレーの新興企業だけではない。自動車メーカーの英Rolls Royceもこのほど、空飛ぶクルマのコンセプトモデルを公開した。渋滞の緩和や、移動時間の短縮が期待できそうな各社の取り組みを紹介しよう。 空飛ぶタクシー「UberAIR」は2023年に商用化へ Uber Technologi

    開発中の「空飛ぶクルマ」まとめ Uber、ロールスロイス……参入相次ぐ
  • 不正アクセスを受けた大阪大学が模索する、新しい「CSIRT」の在り方(前編)

    2017年12月に不正アクセスを発表した大阪大学。原因の究明を行い、再発防止に向けて歩み出した同大学は、脆弱性スキャナーの「Tenable.io」を導入した。事件を通じて、彼らが気付いたこととは。 江戸時代、緒方洪庵が設立した適塾に源流を持ち、人文系、理工学系から医学・歯学に至るまで11学部・16研究科を擁する大阪大学では、3200人を超える教員の下、1万5000人以上の学部生と7000人以上の大学院生が学業・研究に取り組んでいる。その基盤となるネットワークや各種システム、そしてキャンパスクラウドサービスの運用を担っているのがサイバーメディアセンターだ。 この大阪大学を激震が襲ったのは2017年6月のことだった。「何か不審なアクセスがある」と気付いて調べてみると、どうやら標的型攻撃を受け、教員のIDとパスワードが盗まれているらしいと分かった。さらに調査を進めた結果、そのPCを足掛かりに不正

    不正アクセスを受けた大阪大学が模索する、新しい「CSIRT」の在り方(前編)