野党、麻生氏発言で予算委要求=安倍政権「決着済み」と拒否 野党、麻生氏発言で予算委要求=安倍政権「決着済み」と拒否 衆院本会議を終え、笑顔で議場を後にする安倍晋三首相(右)と麻生太郎副総理兼財務相=2日午後、国会内 憲法改正に絡みドイツのナチス政権を引き合いに出した麻生太郎副総理兼財務相の発言を受け、野党各党は2日、同日召集された臨時国会で衆院予算委員会の集中審議を開催するよう要求した。野党側は安倍晋三首相の任命責任と併せて追及する構え。これに対し、与党は「発言を撤回しており、終わった話」として拒否する方針だ。 民主党の海江田万里代表は2日の党代議士会で、麻生氏の発言を「言語道断でおごりの極みだ」と批判。「首相の任命責任について対処したい」と述べた。民主、日本維新の会、みんな、共産、生活、社民の6党は国対委員長ら幹部が国会内で会談し、麻生氏の発言を追及するため、衆院予算委の開催を要求して