私は天下国家を語ることを好まないので無視してきたが、現在中国では「全国人民代表大会」と「全国政治協商会議」の最中である。 徐徳芳「李銀河:同性恋在中国阻力比較小」『東方早報』2006年3月9日 社会学者の李銀河女士が「同性婚姻」の「合法化」を提案している。現在の「婚姻法」の中の「夫妻」を「配偶」と改め、「性別不限」という文字を書き加えるというもの。「合法化」が全人代に提案されるのは、2003年と2005年に続いて3度目であるという。李銀河女士がネット上で行ったアンケートでは、「同性婚姻」に対して60%の支持を得られたという。また、インターネット上では改正「支持」の署名活動も始まっている。 李銀河女士は中国に於ける同性愛研究の第一人者であり、中国への「酷児(queer)理論」導入者でもある。