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文学に関するmyrielのブックマーク (6)

  • 男女逆転メロス/女同士の友情の不在について - 緑色の灯火 

    今日は太宰治の生誕100年。さまざまなメディアで太宰が取り上げられていますね。 太宰といえば『人間失格』ですが、しかし人間失格を実際に読んだことがある、というひとは案外少ないのではないでしょうか。むしろ、ほとんどの国語の教科書に載っている『走れメロス』のほうが多くのひとに読まれている。かく言う僕も教科書で初めてメロスを読んだクチ。 『メロス』と言えば「熱い友情」の物語、というイメージが強いですよね。しかしメロスを友情の素晴らしさ描いた物語、として読むのは実はちゃんと読むとかなりおかしいのですが、まあそれは今は置いておきます。 さて、「男同士の友情」ってホメロス『イーリアス』の昔から今日のジャンプマンガ(友情・努力・勝利)にいたるまで、物語上の主要なモチーフのひとつであり続けたわけですが、しかし「女同士の友情」ってなかなか表象にならないよね〜、という話をゼミの先生としていました。ここでいう「

    男女逆転メロス/女同士の友情の不在について - 緑色の灯火 
    myriel
    myriel 2009/06/20
    「メロス」が女同士でないのはなぜ? 文学の表象の中に「女同士の友情」はあまり積極的に描かれていない、という指摘。作者の性別はどう関係してくるのだろう。
  • 駒尺喜美さんについて - QMblog's blog

    去年の5月に82歳で、亡くなった駒尺喜美さん(文学者、フェミニスト、ライフアーティスト)についてレズビアン・メンバーのくどう・かづこさんにメッセージを寄せていただきました。 駒尺喜美さんについて(くどう・かづこ) (※画像は『コニコマステージ 小西綾・駒尺喜美女性同士の家族友情を語る』わかったぷらんにんぐ、ビデオドック、1992年より) 棚表側のブックガイドたち 私が実家を出てから17年、今のパートナーと暮らし始めてそろそろ10年になります。その間、は増殖を続け、今も彼女に「なんでこんなにが増えるの!?」と怒られる日々を送っています。そうした中で、棚の表側に必ず陣取っているたちがあり、その中に駒尺喜美さんの『魔女的文学論』があります。他にも『漱石という人』とか、『紫式部のメッセージ』など、フェミニズムの観点から文学を論じたものが面白く、文学評論を読む、というよりは、ブックガイド的

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    myriel
    myriel 2008/09/24
    レズビアンの視点から読む駒尺喜美。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

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    myriel
    myriel 2006/03/26
    「少女探偵ナンシー・ドルー」、1920年代にエドワード・ステットメイヤーが書いたものより、50年代に娘ハリエット・ステットメイヤーがリライトしたものの方が保守的。専業主婦全盛期だったから?
  • ★Don DeLillo, _Cosmopolis_ - THINGS BEGIN

    2003年発行の、ドン・デリーロの今のところ最新作(のはず)。 舞台は2000年、アメリカの大都会。ハイテク機器を駆使する28歳のエリートアナリスト・Eric Packerが、リムジンを乗り回したり女と寝たり円高を心配したりしながら髪を切りに行こうとするお話(?)。表紙裏の宣伝文句がGQでの書評の引用だったりして、21世紀版American Psychoといったところでしょうか。 ピンチョン・パワーズらと同様デリーロの昔からのテーマとして、世界がテキスト化している、それを読み解くコードが鍵となる、というのがこの小説のテーマでもあります。基的にはBaudrillardのシミュラークル・ハイパーリアル概念(①記号が現実を指すことをやめ、記号自体で完結した交換体系を作り、②続いて現実がその記号を模倣する)を小説化したもので、そうまとめるとこの小説に限らずデリーロは昔から同じ小説をひたすら書いて

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    myriel 2006/03/01
    今まで焦点を当てられることのなかったものに、「目を配っているよ」というそぶりをしてみせることに内在する差別性。
  • 日本のシンポジウムの概要 - ジョルジュ・サンド George Sand

    先のブログに書いた「生誕二百年記念シンポジウム」、これから徐々に公開していこうと思っている「Cerisy国際学会」に関する内容は、昨年、依頼を受けて、大学紀要に書いたものです。少し堅苦しいもので恐縮ですが、ご参考までに。 <日のサンド国際シンポジウムの概要> 第一部の「政治参加としての小説技法」「イギリス趣味と作品Indianaにおける政治」「ジョルジュ・サンド・十九世紀フランス女性知識人」は、サンドの作品内部における政治・哲学思想の偏在性と両義性に着目しつつ、一貫したポリフォニックな詩的小説世界を構築するサンドの創作技法とバルザックやゾラのように堅固な文学理論をもたぬ女性作家における文学ジャンルの独創性を論証した。 より具体的な観点から、第二部の芸術・前編では、「Laura, voyage dans le cristalにおける色彩と芸術」が、鉱物学にも硯学であった作家サンドの芸術観と

    日本のシンポジウムの概要 - ジョルジュ・サンド George Sand
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    myriel 2006/02/10
    ジョルジュ・サンド生誕200年のシンポジウム、日本での開催の概要。そのほかBlogに情報いろいろ。
  • Mita Information Technology Center, Keio University

    Effective October 1, 2023, the organization name has been changed from Keio Information Technology Center (ITC) to Keio Information Technology Center (KIC). Please click here for details. [Notice] Support for the KIC Office and keio.jp Help Desk on each campus during the summer break (Aug 2, 2024) [Important] Notice to Students Graduating in September, 2024 (ITC Account) (Jul 26, 2024) [Important]

    myriel
    myriel 2006/01/25
    2006年最初のCPA Monthly、2ページ目に 「日本文学を読みなおす、女性作家の視点から」「人造美女は可能か?」の2つのシンポのレポートあり。萩野アンナさんのメイドコスの写真なども収録。
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