新居での生活も10日たち、部屋が片付いたとはとうてい言えないが、いろいろなことにようやくなじんできた。 そのなかの一番大きなものの一つが大家さんの存在だろうか。 寓居は大家さんの敷地の一角にあり、ふだんからいやでも大家さんの存在を意識せざるをえないのだが、大家さんがどういうひとなのかは、正直なところまだよくわからない。のんびりした雰囲気からして勤め人や企業家とはとうてい思えないし、おそらく特定の職業をもったことのない昔からの資産家なのだろう。 それでも、このところ毎朝早く起きてゴミを出しにいくと、予定していたかのように大家さんと鉢合わせになる。どうも大家さんは、毎朝早く起きて、近所の路地を掃除するのが趣味のようだ。 そうした折に、「こんにちは」だけではゲイがないので、互いのことを多少話したりするのだが、その最初のきっかけになったのが、私も大家さんも園芸が好きだということ。私の場合は、旧居か
前期授業、終了。 5校(オムニバスも含む)での講義、本日にてすべて終了。 あとは、試験(出張のため前倒しで多くは授業内試験)そしてキョーフの採点作業を残すのみ。 ここ数年、状況の変化を痛感していることは以前にも書いたが、もうひとつ、”不思議な現象”に出会った。某大学での講義*1のコミュニケーション・カードの内容。同性愛者に対する嫌悪感が、かなりの比率で増殖している、という現象。いや、こういうことを”現象”と称すべきではないのかもしれない。 「知らない人だったら良いけれど、自分の家族がホモとかレズだったら困る。引く。気持ち悪い。」 「親に育ててもらったのだから、その親が反対するような生き方はするべきではない。」 ほかにも、あまりにえげつなくて授業では紹介できないようなものもあった。「反論も歓迎します」なんて言っているからだろうか。しかも、初っ端から、「なぜこんな授業があるのか意味がわかりま
Author:おうし座の怪人 生息場所:合衆国ミネソタ州 家族:怪人(T-Rex大好き変人、2020年暮に乳がんと判明)、 ダンナ(マレーシア出身中国系アメリカ人)、 長男ジョーイ(23歳、まったり系自閉症)、 次男ジャック(いつの間にやら21歳)。 最近の記事 日本’24(32)東大寺 (08/15) 日本’24(31)鹿とお辞儀 (08/14) 日本’24(30)春日大社 (08/13) 3か月遅れの・・・(その2) (08/12) ご近所様とお酒 (08/11) 3か月遅れの・・・ (08/08) 日本’24(29)むす美へ。 (08/07) 最近のコメント ree:日本’24(32)東大寺 (08/16) ふぢ:日本’24(32)東大寺 (08/16) ふう子:日本’24(32)東大寺 (08/15) 怪人:日本’24(31)鹿とお辞儀 (08/15) 怪人:日本’24(31)鹿と
パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、 新たな時代を感じるものなどに関して 徒然なるままに自分の想いを綴っています。 ここ最近私のまわりはダイアローグ ダイアローグと言っている方が多いようで はて対話って何なのだろうと かつて買って 読みかけていた 『ダイアローグ』という本なんかを 触ってみると なんだか対話というのはフランスの カフェでの会話と似ているようだ。 そうかーー対話ねえと思いながら 昨日はフランス人と会う機会があったので その人と会いに街に出た。 フランス人と会うといえば 先日嫌な思いをしてから 留学時代の つらい経験を思い出し もうこりごりかも やっぱりしんどい こりゃパリ症候群にもなるよなーと 警戒心を隠せないでいたけれど 今回の人は なんだかかなり良さそうな人で 警戒心もちょっと薄れる その人は 以前パリの哲学カフェで出会って知り合った人の 友人で 京大に「脳に性別はある
【警告】当ブログ内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。すべての文章、画像等は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2005〜2018 Kikko. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission. 今日、11月14日は、あたしの親友のじゅんこのお誕生日なので、「じゅんこ、おめでとう♪」って言ってみつつ、他にも、「パチンコの日」だったり「ウーマンリブの日」だったりもする。「パチンコの日」ってのは、昭和5年(1930年)の今日、ニポンで初めてのパチンコ店が名古屋で営業許可されたことと、昭和41年(1966年)の今日、「全国遊技共同組合連合会」が発足したからだそうだ。そして、「ウーマンリブの日」ってのは、昭和45年(1970
やきもちだからもち。 遠恋中のカノジョさんとのことをメインに、ハンドメイドアクセのこと、つぶやきなどを書いていきます。 新川和江さんという方の、「わたしを束ねないで」という詩、 ご存知ですか? 小学校か中学校の国語の教科書に載っていた詩です。 当時は、なんだかよくわからなかったけれど、 最近ふと思い出して全文を読んでみたら、すごい詩だと思った。 フェミニズムのみならず、これはクイアにも当てはまるぞ、と。 なんで思い出したかっていうと、やっぱり先日の出来事です。 「私を<女性>というカテゴリに入れないで」 「セクマイを<異質>というカテゴリに入れないで」 「なにかを括ったり、分類したりしようとすることで、差別は発生する」 そんなことをぼんやりと思ったのがきっかけ。 ------------------------------------ わたしを束ねないで あらせいとうの花のように 白い葱の
数日前、プロ野球選手が第一子の出産に立ち会ったってニュースが流れましたが、最近は出産に立ち会う男性の話を耳にすることが増えました。 先月も、妻の出産に立ち会うしパパ教室に通ってる、なんて話を身近できいたばかり。おね~さんたちは、夫婦間の「立会い」のコンセンサスがどういうふうに形成されたのかに興味津々だったのですが、「「どんなものかな、と思って」自分から」とサラリ。 「いまどきのオトコノコってそんなもんなんだ~、もっと遅く生まれればよかったよねぇ」なんてわれわれ女性陣の溜息に、「ぼくら家庭科やりましたから」。家庭科が男女共修になった世代は、上の世代の男性とは違う、ということのようです。検証されてるかどうか知らないけど、かれらの主張通りだとしたら、やっぱり「学校で何を教えるか」は社会にとってスゴク重要だ! と思ったのも束の間、名付けの話になったら「女の子だから苗字変わるし、姓名判断は気にしなか
日本の、これから 「女の怒り 男の本音 ~男女共同参画というけれど」 1日(土)後7:30~10:30 以前にもこんな番組見たことあるけれど、少しは内容が進んだかな? 理解が進んだかな?と思ったけれど‥‥ 育児休暇を取る男性が増えたのは良かったな。 相変わらず男は、怒鳴りだす‥‥これだけは変わらないのねー。 怒鳴りだす男には怒鳴り返さないといけないのかな? 怒鳴り返したくないけど、怒鳴り返さないと『負ける』のかなあ? 遙洋子さんと言う人をはじめてテレビで見ました。 やっぱり、闘わないといけないのかな? 男性が育児休暇を取れないのは、その人じゃないとできない仕事があるらしい。 単純な実務ワークは他の人でも出来るけど、その人じゃないとできない部分の仕事があるらしいです。 ‥‥私の会社の男性に『そんな人いるかなあ?』と思いました。 社長ぐらいだろう‥‥。 もしそれほど優秀な人なら、育児休暇期間も
英国高級紙・ガーディアン日曜版のThe Observerより、ビョークのインタヴュー 'Maybe I'll be a feminist in my old age' by Liz Hoggard Sunday March 13, 2005 ビョークに関してニュートラルでいることは不可能だ。彼女の批判をする人はいくつも手段を提供されている。彼女はローストした海鳥を食べる。彼女は馬鹿げたファッションセンスをしていて、ノルディックとモックニーを混ぜて喋る。スピッティング・イメージが彼女の人形を作った。彼女は公開の立ち回りをバンコクの空港で演じた。息子に近づき過ぎたカメラマンとだ(ビョークが女性の頭を床に叩き付けている写真が世界中に配信された)。映画監督のラース・フォン・トリアーなどは彼女が『ダンサー・イン・ザ・ダーク』撮影中に自身の洋服を食べようとしたと証言した。 けれど多くの人にとっては、8
3月10日 母校で仕事。 私の後任がうまく見つからないらしく、室長&Iさん(品のよいおば様)がなかなか頭を悩ませている様。 私も母校での仕事はとても好きで、生活さえかかってなければタダでもやりたい仕事なのだ。 だけど、現実的にもちろんそういう訳にはいかず、私も泣く泣くお仕事を断った。 (うーん、こういう所は金銭的待遇が良くないのだ、正職員にならない限りは) 年が明けてからというもの、出勤するたびに「春からの仕事は決まったの?(=当てがないなら手伝ってくれないかの意)」と聞かれるので最近出勤するのが憂鬱になる……。 もちろん、声をかけて下さるのはとても有難い事だし、感謝もしているんだけれども、典型的お嬢様人生を歩んできたIさんにはなぜ私が経済的に苦しい思いをしてまで東京に残っているのか理解に苦しむらしい。 「どうしてご実家に帰らないの?」といっっっっつもお聞きになられる。
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