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東京大学(東大)と九州大学(九大)の研究グループは、単純で安価な鉄錯体を触媒に用いて常温常圧の反応条件下で窒素ガスを還元することに成功し、アンモニア等価体であるシリルアミンを触媒的に合成する方法の開発に成功したことを発表した。 同成果は東大大学院工学系研究科附属総合研究機構の 西林仁昭 准教授らの研究グループと九大先導物質化学研究所の吉澤一成 教授らの研究グループによるもの。詳細は12月4日付の英国科学誌「Nature Communications」オンライン速報版にて掲載された。 窒素は、核酸、アミノ酸、タンパク質などに含まれる生命活動維持に必須な元素であるとともに、医薬品、化学繊維および肥料などに含まれる近代文明生活を営むために必要不可欠な元素の1つとなっている。窒素は、ガスとして大気中の約80%を占め地球上に豊富に存在しているが、人間を含めた動物や植物はこの窒素ガスを直接取り込むこと
東京大の研究チームは20日、1リットルに換算するとわずか2グラムという、世界でもっとも軽い液体を発見したと発表した。 研究成果は米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に掲載された。ヘリウムの一種である「ヘリウム3」が特殊な条件下で液体になったもので、これまで世界でもっとも軽いと考えられてきた液体水素の30分の1の軽さだという。 気体状の物質は一般的に、温度を下げると液体になり、さらに下げると氷のような固体へと変化する。しかし、通常のヘリウムよりも軽いヘリウム3はこれまで、原子1個分の厚みしかない平面状の層の中に閉じこめると絶対零度(氷点下約273度)まで冷やしても気体のままだと考えられてきた。今回、研究チームが実際に、平面に閉じこめて温度を下げたところ、絶対零度近くで、密度が非常に低く、軽い液体に変わったのを確認したという。
夜でも発電できる光発電装置!? 岡山大大学院自然科学研究科の池田直教授らは、夜間でも充電可能な太陽電池を開発しているそうです。 違いは材料。従来の光発電装置にはシリコン材料が用いられていましたが、太陽からの可視光によってでしか発電できないうえ、高価であるといった欠点がありました。現在、池田教授らが開発を進めている光発電装置の材料は「酸化鉄化合物」。可視光だけでなく赤外線にも反応するため、従来の100〜1000倍の光吸収率を実現し、夜間における発電も可能にします。しかも酸化鉄化合物は安価なので大幅な製造コストの低減も見込めちゃうそうですよ。 さらに面白いのは、酸化鉄化合物の「薄く延ばせる」といった特性を活かすことで、住宅の外壁や屋根、人工の街路樹などに「塗る」光発電装置を実現出来る可能性もあるそうです。 いつでもどこでも発電出来ちゃう未来が近い!? "夢の太陽電池"開発へ [山陽新聞地域ニュ
強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で、粘土
慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の大学院生2人が、従来の化学繊維より大幅に環境負荷の少ないタンパク質由来の生分解性繊維を合成することに成功した。強度と伸縮性の高さ、環境負荷の少なさなどが特徴。夢の素材といわれる「クモの糸」の量産化に道筋をつけた研究で、大手企業も注目しているという。 2人は博士2年の関山和秀さん(26)と、修士2年の菅原潤一さん(24)。関山さんは2004年からクモ糸の実用化に取り組み07年、菅原さんとともに研究所内にバイオベンチャー企業「スパイバー」を設立し、研究を進めてきた。 その結果、培養したバクテリアにフィブロインと呼ばれるタンパク質を合成させる量産技術や、大手メーカーとの共同開発による紡糸技術などを確立。高性能タンパク質繊維の合成に成功した。 関連した技術数件の特許を出願しており、国内外の企業数社からも共同研究の申し出があるという。 新素材は「生産
一応ネットで調べましたが、賛否両論なので、質問します。 電子レンジを使うと分子構造を破壊するとあるサイトに書いてあったのですが 実際に水や食品をを電子レンジで温めるのと、 オーブンもしくはガスコンロまたは電子コンロで 暖めるのでは、やはり違いがあるのでしょうか? ある小学生の研究で、両方の水をさまし、植物に水を与えたところ 電子レンジで暖めた水をあげたほうは数日後枯れてしまい コンロのほうは生き生きとしていました。 小学生の研究であり、たった一回の実験だったので専門的ではないし いろいろな状況が考えられますが、実際にそのような結果になったので 人体にも影響があるのではないかと考えています。 味の変化があるのか確認するために今日は諸事情があり無理なのですが、 明日にでも白湯にしたのを今日実験して飲もうと思っています。 もしどなたか試してみたことがある人は、感想を教えていただけますか? (もし
鋼鉄より500倍強く10倍軽量な素材「バッキーペーパー」、商業生産が射程に 2008年10月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brian X. Chen Photo: Wikipedia 近い将来、ガジェットや飛行機、自動車はより強く軽くなり、エネルギー効率も向上するだろう――素材科学者たちが偶然に発見した「バッキーペーパー」によって。 バッキーペーパーは、薄さが人間の頭髪の5万分の1以下のカーボンナノチューブ分子からなるもので、[銅やシリコンのように]電気を通し、[鉄や真鍮のように]熱を拡散させるユニークな性質を持つ。 [積み重ねて圧力をかけることで複合素材を作ると、]鋼鉄に比べて強度は500倍、軽さは10倍になるというこの物質については、持てる可能性を最大限に活かすような方法がまだ開発されていない。しかしAP通信の記事によると、フロリダ州立大学の研究
ナノ素材として期待がかかるカーボンナノチューブだが、ある種のチューブを吸引した場合、アスベスト(石綿)と同様に作用し、悪性中皮腫を引き起こす可能性がある――英・米の研究者らが5月20日、このような研究結果を発表した。 長繊維状のカーボンナノチューブは、構造がアスベストファイバーの構造と似ているだけでなく、その作用も酷似しているという結果が出たという。 英エディンバラ大学のケネス・ドナルドソン教授らは、長繊維状と短繊維状のカーボンナノチューブ、長繊維状と短繊維状のアスベストファイバーを、それぞれマウスの腹腔に注入した。その結果、長繊維状のカーボンナノチューブは、長繊維状のアスベストファイバーと同様の作用を示した。長繊維状のアスベストファイバーは肺に深く浸透し、長さがあるために肺の自浄作用で除去することができず、肺がんや悪性中皮腫を引き起こしてしまう。 ただし、大気中のカーボンナノチューブが吸
歯の再生治療:数年以内に象牙質の再生実現? 2008年4月 9日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 詰め物を使った虫歯の治療は1840年代から行なわれてきた。だが、歯を再生するという新しい技術によって、今後10年間で歯科医の仕事が一変する可能性がある。 Photo credit: Hollingsworth/Corbis 今度わが子が虫歯になったら、詰め物を入れられる代わりに、歯を再生してもらえるかもしれない。材料科学を専門とする研究者たちが、穴をただ塞ぐのではなく、虫歯になった歯の再生が可能な化学溶液を見つけようとしているからだ。 現在は、虫歯治療に金やセラミックの詰め物が使用されているが、将来は、もともと歯を構成しているエナメル質と象牙質が、これにとって代わることになるようだ。 「われわれが目指しているのは、(虫歯を)早期に
世界初、カーボンナノチューブ分子1個の完全なラジオ 2007年11月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (2) Emmet Cole 2007年11月07日 透過型電子顕微鏡で見た画像。電極から1本のカーボンナノチューブが突き出している(電波のイメージは、わかりやすくするために付け足したもの)。 Image: Courtesy of Zettl Research Group, Lawrence Berkeley National Laboratory and UC Berkeley カリフォルニア大学アーバイン校のチームがナノスケールのラジオ部品(復調器)を発表(日本語版記事)して2週間足らず。今度は、ローレンス・バークレー国立研究所の科学者たちが、さらに上をいく発表を行なった。世界初の完全なナノスケールのラジオを開発したのだ。 この画期的なナノラジオはカーボンナ
[サッカーJ1・アルビレックス新潟]先制されても崩れず、一時逆転 力は見せたが…FW長倉幹樹「勝てるチームになりたい」
Science DailyにUCLAの研究者らが、 ダイヤモンドに傷を付けることが可能な硬度の物質を大気圧下で作成したという記事がある。論文は4/20付けのScienceに掲載されている。 超硬物質としてはダイヤモンドの他に、鋼鉄の研磨、切削等に使われる立方晶窒化ホウ素(cBN)があるが、これは高圧下で製造しなければならず高価であるというデメリットがあった。 今回の製造手法は、高い電子密度を持つ金属であるレニウム(Re)と強い共有結合を持つ物質であるボロン(B)を選び、大気圧下でレニウムとホウ化物を結合させるというものであり、これによりダイヤモンドに傷を付けることも可能な二ホウ化レニウム(ReB2)を製造したということである。高圧下では、立方晶窒化ホウ素より若干硬度は劣るようだ。
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