結婚する時は、どちらかの籍に入るのではなく、「あたらしく夫婦の戸籍を作る」と考えてください。で、そのときにどちらの姓を名乗るかを決めることになります。それはたんに、夫婦は同じ姓で呼ばれるのがよろしいから(最近は別姓論も出ていますが、まだまだ世間は夫婦は同じ姓で呼ばれるのがよろしいと思っているようです)、相談してどちらかの呼び名に統一してください、という趣旨のもので、姓を継ぐことが家を継ぐ(財産も含め)という家制度は現在の法律の趣旨ではありません。もし、afroさんが彼の姓を名乗っても、姓を名乗ることで、自動的に相手の家の両親の子供になるわけでないのです。それは、相手の家の両親の財産相続権を持つわけではないということです。籍を入れるという言葉は昔の家制度の名残です。もちろん世間では、お嫁さんは義理の娘なわけで、その意味では彼も、結婚と同時にafroさんのご両親の義理の息子になるわけで。 現在