楽天は8月19日、独自のAndroidアプリストア「楽天アプリ市場」をオープンした。開始時点で独占・先行配信を含む約180社390アプリをそろえ、今後ラインアップは拡充。開発者とユーザーに収益の多くを還元するのを売りに、グローバル展開も見据えたアプリの販売チャネルとして育て、“楽天経済圏”の拡大を目指す。 ゲームや占いなどエンターテインメント系、子ども・幼児向けの知育系、ライフスタイルなど各種アプリをそろえる。有料アプリの購入やアプリ内における課金に「楽天スーパーポイント」を使用でき、利用額に応じてポイントもたまる。 最大の特徴は販売手数料。楽天側の取り分は15%に抑え、加えて10%を購入者に「楽天スーパーポイント」として還元。開発者の収入は75%と、Google Playの70%より多くなっている。開発者にはより多くの収益を、購入者にとってはよりお得に――とアピールする。 スマートフォン