はじめに こんにちは、モバイルアプリサービス部の荒川です。 弊社のモバイルアプリサービス部は、以前まで「iPhoneアプリサービス事業部」という部名でした。その名の通り、iPhone のアプリ開発に力を入れて、アウトプットのおよそ8割は iPhone(iOS)に関するものでした。しかし、モバイルアプリ開発の受託では、「一緒に Android 版も作って欲しい。」という要望が多いです。そのため、部名にはない Android アプリも並行で開発することが多かったです。 私は、2015年の4月までは iOS の開発のみを担当していましたが、最近では Android の開発も並行して行っています。 この記事では、私が上記の経緯で得た知見や、気づいたこと・良かったことを紹介します。記事の内容の大半が私の振り返りなので、技術ブログというよりは、個人ブログに近くなっています。ご了承ください。 モバイルア
昨日のDroidKaigiの@operandoOSさんのセッション Android学ぶを君へ。生き抜くためのナレッジ共有の中で『ひたすらクソコードを書く』という話がありました。 もちろんこの話はほんの一部でしかないんですが、とても印象に残りました。 誰と話したか忘れてしまったんですが、懇親会で 「クソコードでも公開した方がいいんじゃないか」みたいな話が出て、なるほどなぁと思ったのでちょっと思考を整理しておきます。 書けば何がクソコードかわかってくる 何も書かないよりクソコードでもいいからまず書いてみる方がいいと思います。 そもそもクソコードっていうのはよいコードの基準があってこその価値観なんですよね。書かなくても何がよくて何がクソかわかるよって人もいると思うんですけど、自分はやっぱり頭で理解するより書いて理解する方が腹落ちしやすいです。 例えば、GoFのデザインパターンはよくある問題を
GitHubの誕生で、コントリビューターの存在意義が高まった Matz そもそも増井さんがMobiRubyを世界に広めたいという一番の理由って何? 増井 オープンソース開発の世界で自分のアイデンティティを築きたいという思いからです。もし海外で働きたい、エンジニアとして知名度を上げたいと思った時に、何かプロダクトがないと難しいかなと。なので、今はMobiRubyを成功させたいと思っているんです。 Matz なるほど。何でも聞いてください。 増井 まず、オープンソース開発でこの10年の間に大きく変わったのが、コミュニティのあり方だと思うんです。特に、GitHubがあるかないかってすごく大きい。まつもとさんは、GitHubがあることで一番違うと感じるのはどんなところですか? Matz 10年くらい前、つまり「GitHub以前」って、バグレポートもイシュー管理も新しいリクエストも、パッチもアナウン
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