デニス・ロッドマンの要求を呑んだフィル・ジャクソン話題のドキュメンタリー、『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』(原題『The Last Dance』)の第3話から第4話にかけて、デニス・ロッドマンの“休暇”について描かれていた。ロッドマンが1997-98シーズンのまっただ中に休暇を求め、フィル・ジャクソン・ヘッドコーチがマイケル・ジョーダンと相談の上で、48時間の休暇を与えた、というエピソードだ。自由奔放なロッドマンと、そんな彼に自由を与えるブルズの懐の深さがよくわかる話だ。 確かに、あのシーズン、ロッドマンは1月に2試合欠場している。だが当時は、ロッドマンが休暇を求めた話が明かされることはなく、チームから与えられた48時間はインフルエンザによる離脱ということになっていた。ジャクソンがロッドマンの不在をメディアにそう説明したからだ。チーム内でインフルエンザが流行っていた時期だったことも
