臨床心理士指定大学院に向けてIRT interreponse time (反応時間間隔) スキナーの用語。反応と反応との時間間隔、厳密には反応の初めと次の反応の初めまでの時間をいう。反応時間間隔は単位時間当たりに分けて、その回数が指標になる。 ISI inter-stimulus interval 刺激呈示時間間隔と訳される。 家族療法は、家族を1つのまとまりをもったシステムと見なして、その家族システム全体を治療しようとする技法の総称である。個人の問題行動や症状は、過去の生育歴に由来するのではなく、現在の家族システムの歪みに由来すると考えられる。家族メンバー間のコミュニケーション様式(家族ルール)に着目し、歪んだ家族システムを、健全に機能するシステムへ変容させることを目指す。これは、治療対象として個人を単位と捉え家族は背景としてきた、従来の伝統的な個人精神療法とは対照的な考え方である。