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2010年8月12日のブックマーク (4件)

  • 心理学用語集・基礎 080 対連合学習: 臨床心理学にいる

    ■ 心理学用語集・基礎 081 対連合学習 ■ 「株-イッヒ」のように刺激と反応を対にした系列を学習させ、第1の項目(株)を手がかにと第2の項目(イッヒ)を再生するという研究法。 一般的に、第1項目間(又は第2項目間)の類似性が高くなると学習は困難になる。しかし、第1項目と第2項目との類似性が高くなると、逆に学習は容易になる。 ■キーワード ▼定義 対連合学習とは、行動理論が全盛であった時代の記憶研究法の1つ。たとえば、「春-ワム」や「机-リネ」のように刺激と反応を対にした2つの項目を覚えさせる。通常は被験者に対し、第1の項目(春)を手がかりとして第2の項目(ワム)を再生させるという方法を行なう。 一般に刺激項間の類似性、あるいは反応項間の類似性が高くなると学習は困難となる。これとは逆に、刺激項と反応項との類似性が高くなると学習は一般に容易になる。

  • 心理学のお部屋

    臨床心理士指定大学院に向けてIRT interreponse time  (反応時間間隔) スキナーの用語。反応と反応との時間間隔、厳密には反応の初めと次の反応の初めまでの時間をいう。反応時間間隔は単位時間当たりに分けて、その回数が指標になる。 ISI inter-stimulus interval 刺激呈示時間間隔と訳される。 家族療法は、家族を1つのまとまりをもったシステムと見なして、その家族システム全体を治療しようとする技法の総称である。個人の問題行動や症状は、過去の生育歴に由来するのではなく、現在の家族システムの歪みに由来すると考えられる。家族メンバー間のコミュニケーション様式(家族ルール)に着目し、歪んだ家族システムを、健全に機能するシステムへ変容させることを目指す。これは、治療対象として個人を単位と捉え家族は背景としてきた、従来の伝統的な個人精神療法とは対照的な考え方である。

  • 心理学のお部屋: 符号化(encoding)

    記憶を一連の情報処理の過程と考えたときに、入力された情報を処理可能なデー タに変えて長期記憶に貯蔵する過程をさす。その機能は精緻化の機能であり、精 緻化リハーサルと呼ばれる。これは、イメージを組み合わせたり、既存の情報に あわせてカテゴリー化したり体制化したり、別の情報をを加えて意味を明確にし たりして既存の知識に取り込むなどである。これによって、長期記憶の検索が促 進される。

  • 実験心理学から知る学習のこと:第2話

    私たちは、日々新しいことを学んでおぼえています。定期試験、入学試験、資格取得試験、入社試験など、とくに若いうちは常に試験と向き合って生活することを余儀なくされますが、学習とは机に向かう勉強だけを意味するのではありません。楽器を弾けるようになること、スポーツで新しい技術をおぼえること、他者とのコミュニケーションを適切にとれるようになることや生活のいろいろな知恵を身につけるといったこともすべて学習とその成果、すなわち記憶です。私たちの生涯とは学習する生涯であるといっても過言ではありません。このページでは、実験心理学の手法にもとづく研究から得られた学習と記憶に関する新しい知見をわかりやすく紹介します。 「実験心理学が教える学習のこと:第2話」では、「学習しすぎるとどうなるの?」という問いについて考えてみます。学習しすぎることなんてあまりないだろうと思うかもしれません。ところが、教室で配布された