宇宙航空研究開発機構は15日、金星探査機「あかつき」の主エンジンの第2回試験噴射を14日に行った結果、1回目と同様に想定の9分の1程度の推進力しか出なかったと発表した。 同機構は2015年以降に金星周回軌道への投入を目指している。主エンジンの代わりに小型の姿勢制御エンジンを使って投入する場合、金星からかなり離れた楕円(だえん)軌道を回ることになり、予定した観測は十分できなくなるという。
宇宙航空研究開発機構は15日、金星探査機「あかつき」の主エンジンの第2回試験噴射を14日に行った結果、1回目と同様に想定の9分の1程度の推進力しか出なかったと発表した。 同機構は2015年以降に金星周回軌道への投入を目指している。主エンジンの代わりに小型の姿勢制御エンジンを使って投入する場合、金星からかなり離れた楕円(だえん)軌道を回ることになり、予定した観測は十分できなくなるという。
宇宙航空研究開発機構は9日、金星探査機「あかつき」の主エンジンを7日に試験噴射させた結果、推進力が予想の約9分の1まで低下していたと発表した。
金星の周回軌道投入に失敗した探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構が再投入を1年前倒しし、2015年12月ごろに行う計画を検討していることが分かった。 現段階では再投入は16年12月〜17年1月の予定だが、再投入の際にエンジン負担が少ない前倒し計画も視野に入れるという。 あかつきは先月、速度を落として金星を周回する軌道に入る予定だったが、エンジンの逆噴射がうまくいかず、金星を追い越してしまった。このため、再投入するには、6年かけて金星より1周多く太陽の周りを回って再び金星に追いつくことが必要だとしていた。 しかし、燃料系の配管の詰まりにより、エンジンの噴射口が破損した可能性があり、推進力が低下。このため、あかつきを前もって減速させておき、5年後に金星が追いつくのを待つという方法を検討している。 宇宙機構によると、一気にエンジンを噴射して金星軌道に入る「6年計画」が比較的容易だが、
金星を回る軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が「6年後」としてきた金星への再投入計画を1年前倒しして、5年後の再挑戦を検討していることが4日分かった。あかつきをゆっくりと減速し、金星が追い付くのを待つ作戦で、トラブルで出力が落ちたエンジンでも実現可能な計画として浮上した。期間短縮は、機器の寿命の面でも有利に働くとみられる。【山田大輔】 あかつきは昨年12月7日に金星に最接近した際にエンジンを逆噴射して急減速し、金星の引力で進路を変えて周回させる予定だった。しかし、エンジンが計画より短い約2分半で停止。速度は十分落ちず金星を通過し、現在は太陽を回る軌道を金星より速く飛行している。 JAXAは当初、金星が太陽を10周する間にあかつきが11周し、金星が「周回遅れ」になる6年後の16年12月~17年1月に最接近させる予定だった。だが、その後の調査でエ
金星を回る軌道に入れなかった探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構が、現在の軌道を微修正して金星周辺の小惑星も観測させる方向で検討していることがわかった。金星の周回軌道投入に再挑戦するのは6年後で、技術的にも燃料の残存量からみてもギリギリ。その間を有効に活用する道を探ることにした。地球の軌道より太陽に近い軌道の小惑星は、主な探査機による観測記録がなく、観測できれば貴重なデータになる。 宇宙機構の関係者によると、すでに見つかっている金星周辺にある複数の小惑星のうち、二つを観測できる可能性があるという。あかつきの軌道をどう変えればその小惑星にうまく近づくことができ、その後さらに金星に向かえるか、など詳しい軌道計算を進めている。 金星近くの小惑星は太陽の光や熱を多く受けている。このため、表面の成分にどんな影響が出ているか注目されており、小惑星の近くを通り過ぎながら撮影することで成分
I've got two more pieces of information to share on Akatsuki further to what I posted yesterday. The first one is a worrying detail about what went wrong during orbit insertion. There was a plot released during the December 8 press briefings that I didn't understand, so I didn't repost it. Thanks to this article I now understand it to be a plot of the orientation of the spacecraft's three axes (X,
金星探査機「あかつき」は金星を周回する軌道に入るための軌道制御エンジン(OME)の噴射を、12月7日8時49分00秒(日本時間)に実施する予定です。同日9時1分00秒には軌道制御エンジンの噴射を終了し、その後Z軸地球指向への姿勢変更等を経て、同日12月7日21時頃には金星周回軌道を決定する予定です。 「あかつき」は金星軌道投入後、約2年をかけて金星の大気を調査します。
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