「がんばった!」は麻薬だ。 僕らの仕事であるサービス開発・ソフトウェア開発を例に挙げると、プロジェクトが炎上したり大トラブルに巻き込まれてどれだけ大変な想いをしても、どうにかリリースまでたどりついて乾杯のビールを飲んでしまえば「よかった!」「がんばった!」となってしまう。 もちろんみんながんばったし、がんばっていると思う。 でも「がんばった!」だけでお給料がもらえるほど世の中は甘くない。 極端な話、がんばらなくても成果を出せば給料がもらえるだろう。 そして、チームメンバーはもとより、競合サービスのメンバーだってみんながんばってる。おそらくがんばってない人はそんなにいない。 であれば、「がんばった!」はあくまでお酒の肴に止めたい。 自分は大丈夫だと思っていても、何かを達成したあとはやはり気が緩んでしまうもの。 勝って兜の緒を引き締めるとはよく言ったものでリリース後のふりかえりにこそ本気でバチ