2006年7月13日のブックマーク (3件)

  • 死んでもなお悲鳴をあげる天体の謎に迫る

    【2005年6月24日 Spitzer Press Releases】 325年前の超新星爆発(編集注)の残骸であるカシオペヤ座 Aで光の「エコー(反響)」が捉えられた。これは、超新星爆発以降、沈黙していたと考えられていたこの残骸が、実は少なくとも50年前に、強力な光を発していた証拠となる。 カシオペア Aの合成画像(赤:スピッツァーによる赤外線画像、(黄色)ハッブルによる可視光画像、(緑、青)チャンドラによるX線画像)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/O. Krause (Steward Observatory)) 星が光を発すると、光速で球状に広がる。普通、われわれが見るのは、まっすぐ地球に向かってきた光である。一方、地球とは違う方向に発せられた光も、形を変えて、また少し遅れて、届くことがある。それは、星の周囲の星雲が星の光で暖められることで放射する赤外線だ。こ

    n-u-ki
    n-u-ki 2006/07/13
  • とてもマイペースな中性子星

    【2006年7月11日 ESA News】 初めて中性子星が見つかったときは、放出している電磁波の変動周期がひじょうに短いことで驚きをもたらしたのだが、今、逆に変動周期があまりに長いことで驚きをもたらしている中性子星がある。普通なら数秒程度なのに、この天体は6.7時間。ESAのX線観測衛星XMM-Newtonが明らかにした。 XMM-Newtonが撮影した超新星残骸RCW103。中心に見えるのが中性子星と考えられる天体、1E。クリックで拡大(提供:ESA/XMM-Newton/A.De Luca (INAF-IASF )) 謎の中性子星、1E161348-5055(以下1E)は超新星残骸RCW103の中心に存在する。RCW103はじょうぎ座の方向、1万光年先にあり、超新星爆発から約2000年経過していると推定される。その位置を考えれば、1Eは超新星爆発を起こした星のなれの果て、中性子星だ(

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    n-u-ki 2006/07/13
  • 時間と空間 (前野昌弘)

    次へ: 目次 目次 時間と空間 前野昌弘 平成10年 4月〜9月 目次 宇宙観の進歩--天体の運動をどう見極めるか 地``球''の発見--平たい地面から丸い地面へ 天体の大きさを測る--宇宙の広さを感じる為に 地球中心から太陽中心へ--コペルニクス的転換 空間反転--「鏡の国」は何が違うか 鏡は左右を反転する?--ほんとか? 反転世界での運動--宇宙人に「左」を教えるには? 生物学的左右非対称--鏡の国のミルクはまずい? パリティの破れ--物理がついに発見した左右非対称 物体・生物のスケール--``大きさ''を決定するものは何か? 特撮映画を作る苦労--小さいものを大きく見せるには? スケール変化に伴う変化--同じ比率で変化するとは限らない 立ち上がれる人間の限界--巨人が存在しない理由 熱の放出--小人が存在しない理由 おまけ:陸上競技の公平さ--身長が高いほうが高く飛べてあたりまえ?

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    n-u-ki 2006/07/13