2006年10月7日のブックマーク (3件)

  • 固体中の電子の結晶化によって起こる特異な伝導現象を発見(ミクロな世界の電子相関を検出)

    平成18年7月14日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(総務部広報室) URL https://www.jst.go.jp JST(理事長 沖村憲樹)は、電子が一軸方向だけに動ける"量子細線"注1を平行に並べた構造を用い、電子のウィグナー結晶化(強いクーロン相互作用注2で結ばれた結晶格子状態)を裏付ける特異な伝導現象を発見しました。 クーロン相互作用が非常に強い場合、電子が結晶(ウィグナー結晶)を組むことは以前から予測されていましたが、固体中でこれを検証することは最も困難な実験のひとつとされてきました。研究では、平行に並べた2の量子細線の間における電気的振る舞いが、電子が自由に動ける場合と、ウィグナー結晶を形成した場合に異なる事を利用して、結晶形成の有無を検出することに成功しました。さらに、絶対温度100mK(0.1K)以下の低温中

    n-u-ki
    n-u-ki 2006/10/07
    量子細線を用い固体中でのウィグナー結晶の実現、実証および制御に成功。
  • 産総研:離散化数値解法によらない並列処理用共通ソフトウェアプラットフォームを無償提供開始

    手法の違いによらず並列化が可能 ユーザーのレベル、ニーズに合わせた並列化が可能 要素(計算セル)単位による理解しやすい並列データ構造 書き換え方法が簡単、デモプログラム・マニュアルを付属 マトリクスソルバー(連立方程式行列解法)の選択が可能 標準的なツール 「 MPI 、METIS 」 に対応 独立行政法人 産業技術総合研究所【 理事長 吉川 弘之 】(以下「産総研」という)計算科学研究部門【 部門長 寺倉 清之 】連続体モデリング研究グループ【 グループ長 手塚 明 】と、株式会社富士総合研究所【 取締役社長 伊藤 新造 】(以下「富士総研」という)計算科学技術研究センター【 センター長 松原 聖 】は、有限要素法、差分法、有限体積法等、既存の非並列離散化数値解析プログラムを、並列解析を専門としない一般的な研究者・実務者(以下「ユーザー」という)自身が、容易に並列化可能な並列処理用共通ソ

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    n-u-ki 2006/10/07
    将来的にはこれを使える様になると面白いだろうな。
  • 産総研:氷中のプロトン拡散過程の観測に成功

    氷中のプロトン拡散過程を世界で初めて観測 独自に開発した高圧技術と分光学的手法を用いて成功 プロトン拡散を利用した分子固体プロトニクス研究に突破口 独立行政法人 産業技術総合研究所【 理事長 吉川 弘之 】(以下「 産総研 」という)物質プロセス研究部門【 部門長 水上 富士夫 】は、産総研が開発した高圧技術と分光学的手法を用いて、プロトニクス研究のキー物質である氷中のプロトン拡散過程の測定に初めて成功した。分子固体中のプロトン移動を利用した材料研究に新たな展開がもたらされるものと期待される。 氷の物質移動は分子拡散とプロトン拡散の二つの機構によって起こると考えられている。氷結晶中の空隙を利用して水分子が移動するのが「分子拡散」、隣接する水素結合間をプロトンがジャンプしながら移動するのが「プロトン拡散」である。氷中の物質移動は半世紀にわたって研究されているが、その全てが分子拡散に関するもの

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    n-u-ki 2006/10/07