東京・八王子市で行方不明になっていたホストクラブ経営者の男性の死体損壊・遺棄事件で、男性の遺体は薬品で溶かされ、下水に流された可能性が高いことがわかった。 この事件は、2010年11月から行方不明になっていた八王子市のホストクラブ経営者の土田正道さん(当時43)の遺体を損壊し、遺棄したとして、18日、共同経営者だった玄地栄一郎容疑者や元従業員の阿部卓也容疑者ら男女5人が警視庁に逮捕されたもの。その後の捜査関係者への取材で、土田さんが行方不明になった頃、玄地容疑者が知人に依頼して、物を溶かす作用のある薬品を大量に購入していたことがわかった。 阿部容疑者の父親の自宅の汚水槽からは、顔の骨の一部や土田さんのインプラントなどが見つかっていて、警視庁は、土田さんの遺体を薬品で溶かして、下水に流した可能性が高いとみて調べている。