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ブックマーク / tokigawa.hatenadiary.org (30)

  • 『氷菓』 京アニ演出家のスタイルの違い - あしもとに水色宇宙

    『氷菓』第17話「クドリャフカの順番」までを観て。演出家によって、そのスタイルが結構違うなと感じた。 「人物に芝居をさせて表現するスタイル」と「カット割りやレイアウトで表現するスタイル」の二つがあると思った。第17話「クドリャフカの順番」のコンテ・演出を担当した石立太一さんは、後者に該当する。カット割りや構図で表現するスタイル。第17話においての奉太郎と総務委員長・田名辺の会話シーンや摩耶花と漫研の先輩・河内の会話シーンのカット割りなど、人物に芝居をさせて見せていこうというわけでなく、カットを割って割って、会話シーンを作り上げていく。特に、折木と田名辺の会話シーンなんて、ここまでカットを割るのかと思ってしまった(石立太一さんが担当した第3話「事情ある古典部の末裔」の喫茶店における奉太郎と千反田の会話シーンもそれだ)。 レイアウトやカメラワークによって、人物の心情を表現していこうとしている。

    『氷菓』 京アニ演出家のスタイルの違い - あしもとに水色宇宙
  • 『ましろ色シンフォニー』と細末なこと - あしもとに水色宇宙

    第10話までの感想を簡単にメモ。 『ましろ色シンフォニー』では、些細な出来事が登場人物たちに大きな影響を与えているように思える。 例えば、相手を下の名前で呼ぶことがそれにあたるだろう。親しくなったから相手を苗字ではなく名前で呼ぶことは、この作品に限ったことではなく多くの作品で行わられていることだと思う。別にそんな大したことではなく、多くの作品ではさらっと描写されるのだが、『ましろ色シンフォニー』では違う。この作品では相手を下の名前で呼ぶことは特別な意味を持つ。新吾が愛梨やみうや紗凪を苗字ではなく、名前で呼ぶとき大きく事態は進行する。相手との仲が一つ上のステージに進んで二人の仲がギュッと縮まり、他の登場人物は新吾と他の誰かが下の名前で呼び合っていることにひどく動揺する。下の名前で呼ぶなんて、そんな大したことではなく小さな出来事と思ったりするのだが、当の人たちにとってはそうではなくとても大き

    『ましろ色シンフォニー』と細末なこと - あしもとに水色宇宙
  • 『会長はメイド様!』第4話「ネットアイドルAOIちゃん」のメモ - あしもとに水色宇宙

    『会長はメイド様!』第4話「ネットアイドルAOIちゃん」がすごく面白かったのでいろいろとメモ。いっつも面白いけど、今回は格段に面白かった。 脚/吉田玲子、コンテ/森脇真琴、演出/湖山禎崇、作監/滝祥子。 いつにもまして、ハイテンションなギャグ。桜井弘明テイストっぽいけど、違う感じ。ハイテンションなギャグが連続したと思うと、一転シリアスへと変化する。強弱の付け方が秀逸。 今回のお話はというと。メイド・ラテに、ネットアイドルとして有名なAOIちゃんが来店する。どうやら、店長のお兄さんの子供らしい。メイド・ラテで働きたいと店長に云うAOIちゃん。そこから、AOIちゃんと美咲を軸にドタバタ劇が繰り広げられる。 文字の使われ方が印象的だった。 文字で現在の状態の説明(会話内容は店長の兄の話)。「帳簿つけてるの〜」っていう現状説明にちょっと笑ってしまった。 「碓氷君、入って」の台詞と共に、店長の心

    『会長はメイド様!』第4話「ネットアイドルAOIちゃん」のメモ - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2010/10/24
    脚本/吉田玲子、コンテ/森脇真琴、演出/湖山禎崇、作監/滝本祥子。
  • 『けいおん!!』 第1話「高3!」が面白い〜唯と梓〜 - あしもとに水色宇宙

    唯と梓 平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬は高校三年生へ、中野梓は高校二年生へと進級しました。 アバン、唯は誰もいない部室で一人ギターをかき鳴らす。唯の奏でるギターの音色に導かれるように、他のメンバーも続々と集まり、部室へとやってくる。ギターをかき鳴らす唯に対して、律は何やってんの? と尋ねる。唯は、新歓ライブに向けての必殺技開発中と答える。梓に、登校するの早いですねと聞かれ、目覚まし時計を見間違えて早く登校しちゃったと唯は云う。 ここで、第1期の第1話「廃部!」と見比べてみる。 第1期の唯(高校1年生)も、目覚まし時計を見間違えて登校した。この部分は高校1年生の唯と高校3年生の唯とでは何ら変わっていない、今も昔も共通している部分だ。ドジなのは相変わらず。だが、この部分を除き、他の部分は大きく異なっている。第1期の唯は、目標もなくただ走り、これから何があるのかわからずに登校していた。そのよう

    『けいおん!!』 第1話「高3!」が面白い〜唯と梓〜 - あしもとに水色宇宙
  • 『聖痕のクェイサー』 第1話「震える夜」 - あしもとに水色宇宙

    原作未読。 金子ひらくさん、うのまことさん、吉野弘幸さん、上江洲誠さんっていう組み合わせが何とも。 内容に関しては、肝心な部分で何をやってるのかあんまわかんなかった。規制がありすぎなのかな。観ていて違和感がかなりあってもどかしかった。これをずっと続けられるのかと思うと視聴するのがちょっと億劫だ。tvkで放送されるのが待てなくて、アニメワンで観たが、別に待っていてもよかった。 あの狂ったような殺人鬼の役を高垣彩陽さんがやってるんだよな。村雨純夏役の時も感じたんだけど、時々別人みたい。石動乃絵やアインを演じた同じ人とは思えない。一瞬、「誰やねん」と思ってしまう。 こういうのを声の幅が広いと言うのだろうか。いや違うな、単純に僕がダメ耳だからなんだとは思うが。「Venus Versus Virus」で知ってから結構経つのに、いまだに判別に一瞬迷うって、どんだけ僕の耳はダメなんだ。 「はなまる幼稚園

    『聖痕のクェイサー』 第1話「震える夜」 - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2010/01/13
    俺は,まだ高垣彩陽の使いどころが定まってないだけのように感じる.
  • 『とある科学の超電磁砲』第9話が面白い〜佐天涙子と白井黒子〜 - あしもとに水色宇宙

    『とある科学の超電磁砲』第9話「マジョリティ・リポート」で気になったことを色々とメモ。 佐天涙子と白井黒子 Aパート、木山春生と御坂美琴と白井黒子がファミレスにおいて会話している場面。三人が会話している中、佐天涙子はファミレスの窓ガラスに手を触れる(図1)。そしてファミレスの中へと佐天涙子は入ってくる。Bパート、白井黒子と悪漢が廃墟のビル内において戦闘している場面。白井黒子は廃墟ビルの窓ガラスに手を触れる(図2)。そして、彼女は窓ガラスを柱にテレポートさせ、廃墟ビルを破壊し、白井黒子は外へと脱出する。この窓に触れる二人の行為は照応しているようにみえる。佐天涙子・レベル0の能力者と白井黒子・レベル4の能力者の対比。窓に手を触れる時、佐天涙子は建物の外に、白井黒子は建物の中にいる。窓に触れたとき彼女たちは、戸外から室内へ、室内から戸外へと空間を移動する(黒子が廃墟ビルに入る際、吹き飛ばされ窓ガ

    『とある科学の超電磁砲』第9話が面白い〜佐天涙子と白井黒子〜 - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2009/11/30
    ここでの彼女は上昇することなく、一貫として下降する。坂を下り、階段を下る(図4)。それはまるで彼女の現在の心情と被るよう。高架下で悩んだりと、場所が人物と密接に関係しているのかも。
  • 涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」が終わって思ったこと - あしもとに水色宇宙

    友人宅で、涼宮ハルヒの憂 第19話「エンドレスエイト」を視聴し終えて、友人2人(友人Yと友人S。先週集まった時にはいなかった二人)と話したことのメモ。どんな会話をしたか忘れないうちに。(一字一句は無理なので、要約したのを書いてます)。 終わってみて、各々が思ったこと。 友人Yの話 Yのイライラっぷりに圧倒された。 ・くそつまらない。ただそれだけ。俺は、徹底的に制作側を批判する。それと同時に一部分の視聴者も批判する。何が画期的だ。何がエンドレスエイトは素晴らしい演出だ。京アニを擁護する?。アホか。全然画期的でもなんでもないだろ。評論家気どりか。同じことを何回も繰り返しただけなんだから、面白くともなんともないだろ。こんなくだらないことを8回も繰り返すより、別のエピソードをやった方が何十倍も意味がある。早々に切り上げて、別のエピソードをやるべきだった。 ・ヤマカンが謝った意味がわかるよ。ヤマカ

    涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」が終わって思ったこと - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2009/08/19
    このオチを見せられるために8回も観ていたかと思うと、なんかやるせない。
  • アニメにおける視覚印象について、右側と左側(つーか富野監督の話) - あしもとに水色宇宙

    忙しかったので、更新が滞っていました。最近やっていた事と言えば「映像の原則」を読み返していまいた、TVで富野監督をよく見かけたので。「週刊手塚治虫」と「しゃべり場」の虫プロの話面白かったなぁ。アトムでは劇をやらずに論文をやっていた(演技をせずに台詞で説明してしまっていたこと)とか、下劣だとか、富野監督の映像に対するスタンスが出ていた。まぁ、それがきっかけで棚から引っ張りだして久し振りに読み返していたわけです。そこで気になったのは視覚印象の話。多分、富野監督のファンの方なら周知のことだと思いますけど、色々と書いていきます。 どういう話かというと画面における方向性、観客(視聴者)にとって右側の位置(上手)と左側の位置(下手)の意味について。これは能舞台というか、舞台全般に使われている話です。 それと、これは富野監督の論であり、すべてに適用されるわけではありません。 映像の原則―ビギナーからプ

    アニメにおける視覚印象について、右側と左側(つーか富野監督の話) - あしもとに水色宇宙
  • けいおん! 第12話「軽音!」が面白い - あしもとに水色宇宙

    成長した唯 ギターを家に取りに行き、急いで学校に戻る唯。 ここでは、第1話「廃部!」の冒頭のシーンと同じシチュエーションになっています。1話目の彼女はただがむしゃらに明確な目標もなく走っていたわけなんですが、今回の彼女は違います。ステージ上で待っている軽音部のメンバーのため、自分にとって大切な場所のために走り抜くのです。あと、1話目と決定的に違うのはギターを背負っているということ。このギターは自分のやりたい事と軽音部への想いが詰まったもので、それを背負って走るという事は、1話目とは背負っている重さが全く違うのです。 軽音部の演奏と唯の一生懸命走る姿をクロス・カッティングを使って、よりドラマ性の高いものへと押し上げています。演奏と唯が走る姿が交互に描写されるため、軽音部の演奏が唯をステージに引き寄せている、呼んでいるイメージを与えます。 また、過去の自分自身に語りかける唯のモノローグが第1話

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  • けいおん! 第11話「ピンチ!」が面白い - あしもとに水色宇宙

    校舎と図書室と階段 「けいおん!」第11話は梓のモノローグから始まる。視聴者の不安を煽るような音楽が流れ、水たまりに映り湾曲し反転した校舎、図書室で机を挟み二人向かい合う女生徒、階段の上に置かれた二つのバッグの順に描写される。この三つの風景が何を意味しているのか、梓の「こんな危機が訪れるとは」の言葉通り、これから起きる澪と律の不協和音を意味している。 ・湾曲し反転した校舎、「今までの彼女らの日常=校舎」が湾曲し反転しているとうことは、今までの日常に何らかの変化が訪れることを意味している。 ・図書室で向かい合う二人の女生徒は、澪と律を表しており、誰もいない図書室で二人っきりで向かい合う二人=彼女らの誰にも触れられないほどの深い友情、親密性を表している。 ・階段の上に置かれた二つのバッグのうち一つは、ストラップが多く付けてあったり口が開いていたりと律の活発さとだらしなさ表しており、左に置いてあ

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  • 東のエデン 第10話「誰が滝沢朗を殺したか」が面白い - あしもとに水色宇宙

    反射 第10話では、人物がよく窓に反射される。ヘリでの滝沢と物部や新幹線での咲。もちろん、それは時刻が夜間なので必然的なことなのかもしれないが、窓に反射されるのをうまく用いて登場人物の心情を表現している場面もある。 咲が滝沢に「あなたは誰?」と問いかける所で、カメラは直接咲の顔を捉えずに、窓に反射された咲の顔を捉える。「窓に反射され顔」、それは鏡像の世界の咲であり、彼女の心の中を投影した内面世界の咲を捉えている。窓に反射させることにより視聴者を滝沢に対しての不安で苦悩する咲の心の中、内面世界へと入り込ませてくれる。それによって、彼女の心の中を深く感じ取れるようになっている。 それに加え、窓から透けて見える外の景色は、夜の闇に覆われた世界、雪が新幹線に乗っているため激しく吹き荒れる吹雪のように見える。暗い世界に吹雪が吹き渡る、それは彼女の苦悩する心象風景をそのものを表している。 滝沢の話を聞

    東のエデン 第10話「誰が滝沢朗を殺したか」が面白い - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2009/06/17
    神山の間違ったSFが噴出した回でもある.
  • 「アニメの地域格差どうにかなんないのかな」っていう愚痴 - あしもとに水色宇宙

    昨日、地元の友達と電話していて思ったことをつらつら。またもや、つまらない愚痴を。アニメの地域格差について。 アニメの地域格差なんてホント今更な話だけど。つーか何十回目の話題だ。 途中で放送打ち切り 地元の友達が「銀魂の放送が終わった」と言っていて、「いや、終わってないよ。なんかの勘違いなんじゃ?」と返したら、「こっちでの放送が終わったんだよ。東京ではやってるだろ」とちょっと切れられた。地元で何週遅れかで放送していた銀魂がエヴァのパロディをやっていた回で放送が終わったらしい。なんで終わらせんのかと憤っていた。放送はまだ続いているのにこういう風に途中で打ち切るっていうのも地方ではよくある嫌なパターン。 何週遅れ 放送されないのが一番嫌なことなんだけど、何周遅れというのもきつい。例えば、けいお んについて話そうとしたんだけど、「こっちでは始まったばっかだから、やめてくれ」と言われてしまった。放送

    「アニメの地域格差どうにかなんないのかな」っていう愚痴 - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2009/05/02
    ネットがある
  • 完全オリジナル作品「東のエデン」と神山健治監督と押井塾 - あしもとに水色宇宙

    原作付きアニメとか、オリジナルアニメとか - あしもとに水色宇宙 前に書いたエントリの続きです。またダラダラと。 色々と考えていたんですが、全くまとまらず。考えているうちに話は逸れて神山健治監督と押井塾のことについて考えていました。なぜそんなことを考えていたかというと、今期のオリジナルアニメ「東のエデン」は神山健治監督の原作だということを知ったからです。多分、企画を通したのは神山監督だと思います。 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/090414/gam0904141603000-n1.htm 多くの人は周知だったでしょうが、ぼくが神山健治監督と押井塾の関係性を知ったのは、多分ユリイカの特集だったように思います(攻殻の特集だったような、ちょっと記憶が曖昧で定かじゃない)。押井塾というのは、押井守監督が主催した企画書を書くための塾で、そこ

    完全オリジナル作品「東のエデン」と神山健治監督と押井塾 - あしもとに水色宇宙
  • 期待してないアニメ作品ほど、めちゃくちゃ面白かったりする - あしもとに水色宇宙

    2009年春期放送開始の新作アニメ一覧 - GIGAZINE 来期の新番組を見ていて思ったことをだらだらと。 前評判が高くなかったり、まったく期待されてないアニメ作品って意外と面白かったりするんだよな。今期で言えば「RIDEBACK」。あんま期待されてなかったし、話題にもなっていなかったけど、放送が始まったら今期ぶっちぎりで面白かった。エンターテイメントとして今期で一番優れていると思う。 去年で言えば、喰霊がそうだし、ストライクウィッチーズも放送前はスカイガールズの二番煎じみたいな雰囲気があったし、trueterasなんて全く注目もされていなかった。誰からも期待されてない作品ほど、放送後に話題にあがる。 多分、期待されてない作品は、「期待」の出発点がゼロだったりマイナスだったりするからいいんだろうな。期待していた作品が、自分が予想していたよりも下回っているとちょっと失望してしまう。「100

    期待してないアニメ作品ほど、めちゃくちゃ面白かったりする - あしもとに水色宇宙
  • 続 夏目友人帳 10話 - あしもとに水色宇宙

    うぉぉ、今回の続 夏目友人帳は一味違う(ちょっと大袈裟な言い方かな)。 コンテ・演出が今掛勇さん。めちゃくちゃ久しぶりに名前を見たよ。今まで何してたんだろ。僕が知らないだけで、他で何かやってたのかな? TVアニメではここ数年まったく見てなかった。 作監は高田晃さん。総作監には山田起生さん。 開始すぐに竹内哲也さんの一人原画かと思ってしまった(違うってば)。原画が岸田隆宏さんに竹内哲也さん。 それと冨岡寛さん! まさか、この二人と一緒に名前を連ねるとはね。キミキスの時に矢向さんと一緒に冨岡さんの名前を覚えたんだけど、特徴があるんだよなこの二人。特に髪の毛(細かい所まで描き込む、髪の毛の線がやけに多い)。 夏目の走り(階段降りや廊下など)からニャンコ先生の動き全般(震えまくってる)。カリメの奇妙な歩き方。 回想シーンの男二人組みの石を投げるモーションからのレイコが打ち返す所。 夏目が喰われる所

    続 夏目友人帳 10話 - あしもとに水色宇宙
  • 宇宙をかける少女 9話 - あしもとに水色宇宙

    なんだ、これ。 うわぁ、鬼だ。鬼がいる!! こ、こいつら、ネタを大真面目に作っていやがる。しかも、通常回よりも力が入っているという末転倒っぷりだぜ。ギャグなのか、マジなのか・・・。 っていうか、アホか。大馬鹿か、このスタッフ(良い意味も悪い意味も含めて)。編シリーズ中に二次創作同人アニメを出すなんて・・・(っていうかスターシステムって奴か)。まぁ、昔からこういうのは沢山あったけど、それは殆どギャグアニメやラブコメ等のジャンルだったわけで、こういうジャンルでやるとはちょっと驚いた(でも、何でもありの雰囲気はこの作品にあったけど)。ホントぶっ飛んでる。 今回の話ムチャクチャな設定なんだけど、脚がしっかりと出来ている。25分の間に物語の始まりから終わりまで起伏をつけてうまくまとめていて、ちゃんと一の作品に仕立てあげている。なかなかの構成力だ。ま、プロの脚家だから当たり前か。既存のキャ

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  • 「作画崩壊」というゼロ年代の想像力 - あしもとに水色宇宙

    風邪をひいて寝てたので、更新が途絶えてました。それで先日、布団にくるまりながらtvkで約一週間遅れの鉄腕バーディー第七話を再び視聴しました。MXで見た時は映りが悪かったので視聴には難儀しましたが(住んでいる場所の都合上)、tvkは鮮明で今度ははっきりと見えました。それで寝ながら、騒がれていた作画崩壊とやらについてグルグルと考えてました。その考えていた事をメモがてら書いておきます。携帯から書いているので、なんかよくわかんない感じなっているかもしれません(勝手がよくわかんないので)。 あと、この記事のタイトルがめちゃくちゃだな(自分で書いておきながら)。 ・「いつも」のデザインと違うから作画崩壊っていうのは、まさにゼロ年代の想像力だよなぁ。2003年か2004年頃から台頭してきたような気が。スケジュールの圧迫や力不足からくる作画崩壊と「いつも」のデザインと違うから作画崩壊っていう広義な意味を含

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  • 獣の奏者エリン 第7話がすごく面白い - あしもとに水色宇宙

    素晴らしい!! 久しぶりに感動した!!! ついさっき、見終えたのですが、めちゃくちゃ良かった。涙が出ましたよ。録画なんかで観ないで、リアルタイムで観ればよかったと今更ながら後悔しています。ストーリーも演出もどれもすごく良かった。アニメで感動したのは、ホント久しぶり。 急いで書いたので、誤字脱字が結構あるかもしれません・・・。それで、編の内容ですが、 まずOPを流さずに、シュナンとヌガンの稽古シーンが描写されます。ここでは、稽古シーンの間に「闘蛇の像」と「真っ赤な色をした葉」のカットが執拗に挿入されます。この時点では、「闘蛇の像」と「真っ赤な色をした葉」が何を意味しているのかはわかりませんが、この後のソヨンの処刑シーンで隠された意味がわかります。ソヨンの処刑シーンで、「真っ赤な色をした葉」がソヨンと交互に描写されており、「真っ赤な色をした葉」が「ソヨンの死」=「死」のメタファーになっている

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  • もうそろそろアニメで突然やってくる女の子とか、幼なじみとか、やめませんか? - あしもとに水色宇宙

    アキカン! 1(特装版) [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2009/04/15メディア: DVD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (26件) を見る 「アキカン!」第一話を見てそう思いましたよ、ホント。 なんなんだよ、この突然やってくる女の子と幼なじみの黄金パターンは。いつまでやり続けんだよ、マジで。もう、2009年だぞ。2030年とかになってもやり続ける気か。この設定をみんなそんなに求めているわけ? 僕は誰もそんなに求めているとはどうしても思えないんだけどな・・・。 1クールにこのパターンのアニメが2,3以上ある状況って一体どうなのよ。いい加減やめろとはそこまで言わないけどさぁ、年に2,3とかでいいと思うんだけど。 まぁこのパターンは昔からあって、突然やってくる女の子と幼なじみのパターンの金字塔と言えば「うる星やつら」があるし、映画小説

    もうそろそろアニメで突然やってくる女の子とか、幼なじみとか、やめませんか? - あしもとに水色宇宙
    n_euler666
    n_euler666 2009/01/06
    アキカンがつまらないのは認めよう.それ以外は知らん
  • 超ライトオタクの誕生 - あしもとに水色宇宙

    タイトルは、これから。 ブログ論壇の誕生 (文春新書) 作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 130回この商品を含むブログ (69件) を見る 最近、気になっていたことがあって、それがこれ、 ユリイカ2008年12月臨時増刊号 総特集=初音ミク ネットに舞い降りた天使 作者: 鈴木慶一,平沢進,佐々木渉,東浩紀,増田聡,濱野智史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/12/12メディア: ムック購入: 21人 クリック: 366回この商品を含むブログ (121件) を見る 濱野  そういう状況があって、昨日、DENPA!!!というテクノウチさんもDJプレイしたクラブイベントがあったんですけど、そこではオタクもコスプレイヤーもクラバーも、トライブにかかわらずみんなで神曲=電波ソングを大熱唱するに至っている。

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