2009年09月18日14:00 カテゴリ書評/画評/品評Culture 日本語!=国語 - 書評 - 国語教科書の中の「日本」 筑摩書房松本様より献本いただいたもの。紹介が遅くなってしまった。 国語教科書の中の「日本」 石原千秋 これは面白い。あのつまらなかった教科書が、こうも面白く読めるとは。 そしてわかった。なぜあれが「日本語」ではなく「国語」と呼ばれているかが。 本書「国語教科書の中の「日本」」は、国語教科書の大人読み。教科書そのものではなく、教科書作成者の意図を行間に読むことで、「国語」とは一体なんなのかを明らかにしていく。 目次 はじめに 第一章 〈日本〉という内面の共同体 1 〈日本〉という枠組から見えるもの 「国語力低下問題」とは何か/「日本語の乱れ問題」とは何か/いま国語教科書は何が問題なのか/「グローバル化」の問題/PISA対策/「伝統」の問題 2 国境を内面化すること
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