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ブックマーク / rootport.hateblo.jp (18)

  • 大人になるのは難しい。親になるのはもっと難しい。 - デマこい!

    「あたしの会社では、育休を取ると人事評定がリセットされるの」と友人は言った。午後のファミレスで、私たちはコーヒーを片手にケーキをつついていた。「制度上は男女ともに最長で3年間の育休を取れることになっているんだ。でも、たとえ3ヶ月でも育休を取れば人事考課がゼロになってしまう。だから出世を目指す男の人は取れないし、総合職の女は子供か仕事かの二者択一を迫られるんだよ」 彼女の勤務先は、誰もが知っている大手メーカーだ。文句なしのホワイト企業で、給与も福利厚生も充実している。現代日の平均的な女性に比べれば、はるかに子供を産みやすい立場だ。それでも妊娠・出産にはためらうという。言うまでもなく、子育てが経済的損失につながるからだ。 産休や育休を取ることで、来なら得られたはずの地位と待遇を得られなくなる。こういう損失のことを機会費用(オポチュニティー・コスト)と呼ぶ。そもそも日は子育てにカネがかかる

    大人になるのは難しい。親になるのはもっと難しい。 - デマこい!
  • 貧乏になる人の特徴 - デマこい!

    ■貧乏になる人の特徴 私には、わりと幅広い所得階層の友人がいる。有名大学出身の経営者や金融マンから、ワーキングプアのフリーターまで、様々な階層の人と付き合っている。そして、貧乏な人ほど「自分には運がない」とぼやく。 ところが、詳しく話を聞いてみると、貧乏な友人たちは「悪運を引き寄せるような生活習慣」を持っている場合が多い。スーパーナチュラルでスピリチュアルな話をしたいわけではない。彼らは、偶然を合理的に操作できないのだ。 彼らの語る「不幸」の例は、いずれも回避可能なものばかりだ。 たとえば「5万円するクロスバイクを盗まれた」「肝心なときにパソコンが壊れた」「病院に行ったら重たい病気が発覚して治療費がかさんだ」等々。一見すると、たしかに運が悪そうに思える。が、話をよく聞くと、不幸を回避する努力をしていない場合が珍しくない。 「自転車を盗まれたら嫌だな〜って、前から思っていたんだよねw」なんて

    貧乏になる人の特徴 - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2017/02/15
    【いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学】を下敷きにしてるの?と言うくらいテーマが同じで驚いた。もし未読ならぜひ…!
  • 中国が世界制覇できなかった理由を「Civilization」から考える - デマこい!

    ニコニコ動画に投稿されている「17,000ヘクスの地球の歴史」というシリーズがとても面白い。 『Civilization』シリーズは、天才的ゲームデザイナーのシド・マイヤーが生み出した戦略シミュレーションゲームだ。プレイヤーは様々な文明の指導者となって、古代から現代までの歴史を再現し、自分の文明を育成する。勝利条件はいくつかあるが、世界でもっとも発展した文明を育て上げたプレイヤーの勝ち、というゲームだ。 シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI [日語:吹替え版] [オンラインコード] 出版社/メーカー: 2K Games 発売日: 2016/10/21 メディア: Software Download この商品を含むブログを見る プレイヤー同士で競い合うマルチプレイはもちろん、文明の指導者をAIに操作させることもできる。そして、AI同士で戦わせてどの文明が勝利するか実験してみようぜ、と

    中国が世界制覇できなかった理由を「Civilization」から考える - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2016/06/14
    アルファケンタウリ勝ちするのが一番すき。人類もアルファケンタウリを目指さねばならないはず。あるいは、文明の存続そのものを。
  • いま失敗すれば、日本終了。 - デマこい!

    何の数字か、お分かりだろうか。 2050年における現役世代と老後世代の人口比だ。現在の日では現役世代2.4人で老人1人を養っている。しかし、2050年にはこれが半分になり、現役1.2人で老人1人を支えることになる[1]。私たちの子供世代は高額の社会保険料と重税に苦しめられ、優秀な人から順番に海外に脱出するだろう。国民皆保険は、たぶん崩壊する。年金は、おそらく有名無実のものになる。 alfalfalfa.com こちらのまとめサイトには、虐待の横行した介護施設の様子が書き込まれている。床ずれは放置され、鼻のチューブは死ぬまで交換されず、排泄したおむつを取り換えようとしたら、「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣かれたという。おむつ交換のたびに日常的に暴力が振るわれていたのは明らかだ。 2050年には、これがありふれた光景になるだろう。現役世代が半分になれば、当然、老人の生活水準も半分になる。

    いま失敗すれば、日本終了。 - デマこい!
  • 私たちがネットで失ったもの/YouTuberが必要とされるわけ - デマこい!

    「2.5%だってさ」 居酒屋で鍋をつついていた。大手メーカーで企画開発をしている彼は、どこか投げやりな口調だった。 「何が?」 「イノベーターと呼ばれる人の割合だよ」 「ああ、『イノベーター理論』の」 マーケティング理論の1つだ。新製品を世に出すと、まずは「新しいもの好き」な消費者が飛びつく。彼らを〈イノベーター〉と呼び、全消費者の2.5%だと言われている。 「だけど、これって多すぎると思わないか」彼はビールジョッキを置いた。「たとえば潜在的に100万人の需要が見込める市場に向けた製品なら、最低でも2万5000人は買うことになるだろ」 「単価4,000円の製品なら、それだけで1億円の売上だよね」 「どう考えても楽観的すぎる。モノを作って、定常的なプロモーションをするだけで、そんなにたくさんの消費者が飛びつくなんて……今の日ではありえないよ」 わずか10年前と比べても、モノを売りづらくなっ

    私たちがネットで失ったもの/YouTuberが必要とされるわけ - デマこい!
  • 貧乏人に教育は必要か? - デマこい!

    貧乏人はネズミのように子供を作り、低教育・低賃金な労働力の供給源となればいい──。 世の中には、そう考える人がいるようだ。 しかし、この発想にもとづいた政策がうまく機能するとは思えない。賛同する親がいないからだ。世の親たちの大半は「教育の力」を信じており、より高度な学識を子供に与えようとする。 では、なぜ親たちは高度な教育を望むのだろう? ※1908年サウス・カロライナの児童労働者の写真、らしい。この時代に戻ったほうがいいと考える人もいるようだ。画像はpixabayより転載。 まず認識しておきたいのは、グローバル化の進む社会では労働運動が力を失うという点だ。 労働者たちがストライキをすれば、経営者たちはより安くで働く移民の受け入れを拡大せよと政府に迫るだけだ。もしくは生産拠点を海外に移す。国内の雇用が失われることになるが、そもそも企業の存在理由は利益を追求して資家に分配することであり、失

    貧乏人に教育は必要か? - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2014/10/02
    ブコメ元にリファインしてみては。
  • なぜ消費税の増税は必要なのか? - デマこい!

    増税には、景気を冷ます効果がある。 だから、たいていの経済学の教科書には、バブルに陥る危険があるときに増税をしなさいと書いてある。現在の日経済は、ようやく景気回復のきざしが見えてきた。このタイミングでの消費税の増税は、経済を失速させるリスクが高い。多くの研究機関が増税後のマイナス成長を予想しており、景気失速から回復するには最短でも1四半期はかかるだろうと言われている。 では、なぜ消費税は増税されるのだろう。 たしかに日の財政赤字は深刻だ。しかし、いま増税しないと半年以内に財政破綻するというレベルではない。もうしばらく様子を見て、バブル一歩手前ぐらいまで好景気になってからでもいいはずだ。 にもかかわらず、なぜこのタイミングで増税するのだろう。 消費税の増税が必要な理由について考えてみたい。 アベノミクスは、「景気をよくするためにすべきこと」を大盛り全部載せでやっているようだ。 現在の経済

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  • 運動が社会を変えず権力に流されてしまう本当の理由 - デマこい!

    では、社会運動によって政治を変えづらいという。 原因は、おそらく日的な排他性にあるだろう。いわゆる「ウチ・ソト」の感覚だ。 個々の政策への賛成・反対の立場が同じでも、他の部分に違いがある集団とは一緒に行動できない。倫理観や道徳観に違いがある集団の「仲間」として見られたくない。そういう感覚があるから、社会運動が政治力を持つほど広がらない。 多様性を甘受できないからこそ、社会運動が自己分断され、政治を変える力にならないのだ。 ◆ 日の言論人には、「○○派」と見なされるのを嫌がる傾向があるらしい。 先日、SYNODOSに掲載された記事を読んで、そんなことを思った。 ■なぜ、運動で社会は変わらずに、権力によって流されてしまうのか――戦争とプロパガンダの間に/伊勢崎賢治×伊藤剛 伊勢崎さんはNGOや国際連合の職員として、世界各地の紛争地域で武装解除などの実務に当たってきた人だ。この記事では、

    運動が社会を変えず権力に流されてしまう本当の理由 - デマこい!
  • その子はなぜ大人の言うことを聞かないのか? - デマこい!

    保育園のころ、魔法を使える先生がいた。 その人のことを、ここでは「まこ先生」としよう。30代前半で、職場では中堅のスタッフとして活躍していた。もちろん当時の私はあまりにも幼く、先生たちの年齢をきちんと把握していたわけではない。「若い先生/大人な先生/おばあちゃん先生」……それくらいザックリした認識しかできなかった。子供ながらに「まこ先生は頼りがいのある大人の先生だ」と思っていた。 まこ先生は、私が5歳のときの担任だ。 私が通っていたのは公立の保育園だ。高所得家庭の子供だけが集まる(?)私立保育園ならいざ知らず、様々な境遇の親たちが子供を預けていた。 とくに私の学年には、近隣の悪ガキどもが集結していた。暴れる、噛み付く、ひっかくのは当たり前。おもちゃはすぐに壊され、床や壁は汚される。みごとに手のかかる子供ばかりだった。すり傷やたんこぶは日常茶飯事だったし、親たちもいちいち目くじらを立てなかっ

    その子はなぜ大人の言うことを聞かないのか? - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2013/11/27
    子どもだましじゃなくて人間扱い
  • 自分の頭で考えさせる教育/ルールを守らない子の育て方 - デマこい!

    教育は変わった、らしい。 かつて、いい会社に入るためにはいい学校を出る必要があり、いい学校に入るためには幼い頃から塾に通わせる必要があった。いい小学校、いい幼稚園、いい胎教……。日には厳密にルール化された「トップレベルへの登り方」が整備されていた。 ところがインターネットの発達はあらゆる分野の競争を加速させ、既存のルールで学ぶだけではトップになりづらくなった。もっとも優れた将棋棋士がネット対戦で技を磨き、もっとも優れたイラストレーターがpixivで筆をふるっているように、インターネットによる情報収集と競争を経験しなければ、どんな分野でもトップレベルにはなれない。少なくとも、そういう時代が近づいている。 ここには矛盾がある。 まず押さえておきたいのは「トップレベルを目指す教育は子供をしあわせにしない」ということだ。トップレベルを目指して激しい競争を経験させても、しあわせを掴めるのは一握りだ

    自分の頭で考えさせる教育/ルールを守らない子の育て方 - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2013/11/06
    ルールを守らない子の育て方?風呂なんて一日くらい入らなくたって死ゃしないんだから遊ばせておけばいいのに。むしろ風呂は毎日入るという凝り固まった価値観を浴びせてるよ。
  • 「低学歴」って言うな。 - デマこい!

    酔っていた。 笑いながら、言った。 「……ほら、私ってバカだから!」 彼はビールのグラスを置いた。 「バカだから?」グラスのなかで、茶色いスタウトの泡が咲く。「バカだから、だって?」 いつものアイリッシュパブで、いつもの仲間と飲んでいた。フィッシュ&チップスに伸ばしかけた手をひっこめて、私は口ごもる。 「いや……えっと、その……」 まずい謙遜を言ってしまったな、と反省しつつ、酸っぱいスタウトを舐めた。 彼は高卒で、私は大卒だった。 彼は非正規雇用で、当時の私は正社員だった。 ◆ あらゆる差別は、「記号化」と「レッテル貼り」から始まる。 記号化されたイメージから、ある人物を憶測で判断すること。黒人は、犯罪をためらわないだろう。女郎は、淫らで卑猥な性格をしているだろう。そんな一般的なイメージを押し付けて、個性から目を逸らすこと。そこから、あらゆる差別が始まる。 たとえば、黒人のモラルが低いと信

    「低学歴」って言うな。 - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2013/08/11
    蛮族ってciv思い出しちゃうな。レッテル貼り/コンプレックス。
  • だから、みんなブログ書こうぜ。 - デマこい!

    ※この記事は移転先ブログ「デマこい!」に転載済みです。 たとえば金曜日の夜、いつものように残業を終えて帰ろうとしたら、上司に呼び止められたとする。 「おい、○○くん。ちょっと一杯つきあえよ」 もちろん、あなたに断る権利はない。くたびれたスーツの中年男と一緒に、安っぽい居酒屋に連れ込まれる。そしてビールの泡を舐めながら、上司はとうとうと語り始めるのだ。 「いいか、俺が若いころにはなぁ…」 「いいか、人生ってのはなぁ…」 この上司は、たぶんブログを書いていない。 たとえば週末、異業種交流会に参加したとする。やたらと声の大きな若い男がいて、自慢話を披露していたとする。たしかに有能な人物なのだろう。自分の成功体験をとうとうと語りながら、「だから僕はこう思うんですよ……」と気の利いた格言を口にする。 「あ、それって『■■■』ってに書いてあった言葉ですよね! 私もその読みました!」 あなたが言うと

    だから、みんなブログ書こうぜ。 - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2013/06/03
    ブログか…
  • 最近読んだ3冊のスゴ本 - デマこい!

    屋の「ビジネス」とか「経営」という棚には、自己啓発的なが多い。そういうはあまり好きじゃなくて、意図的に避けていた。けれど、わず嫌いはよくないねという話。めちゃくちゃ有名なを3冊、最近、集中的に読んだ。たくさんの人に読まれてるには、やはり読まれてるだけの理由がある。 ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2001/12/18メディア: 単行購入: 24人 クリック: 210回この商品を含むブログ (189件) を見る※人類の普遍的な法則に気づいちゃった系のスゴ 新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術 作者: 齋藤嘉則出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/04/16メディア: 単行購入: 10人 クリック: 42回この商品を含むブログ (18件) を見る※いいから黙って今すぐ

    最近読んだ3冊のスゴ本 - デマこい!
  • 「東京」という幻想、「地方」というまぼろし - デマこい!

    最近の小学生は、魚が切り身のまま海を泳いでいると信じているらしい。夏目漱石は田んぼを指さして「あの青い草はなんだ?」と友人に訊いたという。都会の人間はジャガイモやカボチャの花を見分けることができず、田舎の人間には地下鉄の乗り方が分からない。私たちは自分の生活の範囲内でしかモノを考えられないようだ。 かくいう私も、人のことを笑えない。 20代になるまで「地方」の存在に無頓着だった。ファスト風土とか国道カルチャーとか呼ばれる世界があることを知らず、生まれ育った多摩地区のような住宅街が、どこまでもどこまでも広がっているのだと信じていた。もちろん旅行や合宿で、田舎を訪ねたことはある。しかし、それはディズニーランドと同じような非日常の経験にすぎず、その土地にも“日常”があるということを(頭では解っていても)どうしても呑み込めなかった。 私が青春を過ごしたのは立川だ。クラスのみんなは、自分たちのことを

    「東京」という幻想、「地方」というまぼろし - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2012/09/09
    東京という幻想、というか現象。
  • 「ふつうの人には夢なんて無いんだよ」 - デマこい!

    彼女の言葉に、私は絶句した。もう一人が「そうだよね」と相づちを打つ。学生時代の友人と三人で、新宿でランチべていた。彼女は念を押すように、口のなかで繰り返した。 「ふつうの人には、夢なんて無いんだよ」 隠れ房 新宿 http://r.gnavi.co.jp/g486507/ ※ランチビュッフェはお手頃価格。 彼女は独立してコンサル業を営んでいるし、もう一人は金融業界で活躍している。どちらも結婚していて、私の目にはすべてが順風満帆、夢を実現した「勝ち組」に見える。そんな彼女たちの口から「ふつうの人には夢がない」という言葉を聞くなんて、思いもよらなかった。 ――あなたの夢はなんですか? そう問われて、即答できる人は少ない。 私たちの多くは自分の夢が分からないまま生きている。およそ3万日の人生を何についやせばいいのか、決断できないまま一生を終える。それは彼女たちとて同じだ。夢のない「ふつうの人

    「ふつうの人には夢なんて無いんだよ」 - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2012/08/21
    色んな定義があるけど…自分で思ってるだけのは妄想で、少なくとも人に語れたら夢っていうのでどうかな。
  • 映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!

    ※この記事は、書かれた当時のブログ記事の流行にのっとり、意図的に「毒舌」な書き方をしています。苦手な方はお読みいただかないことをおすすめします。 おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) 作者: 細田守出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/06/22メディア: 文庫 クリック: 359回この商品を含むブログ (88件) を見る 細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』を観てきた。細田監督はポスト宮崎駿の最有力候補と目されており、『おおかみこども』は『となりのトトロ』と並び称されることが多い。『カリオストロの城』や『ナウシカ』で評価を積み重ねた宮崎駿は、ファミリー向けの映画『トトロ』で名声を確固たるものにした。それと同様に、『デジモン』や『オマツリ男爵』、『時をかける少女』で評価を積み重ねた細田監督が、『おおかみこども』で宮崎駿と同じような経歴をたどる

    映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!
    n_pikarin7
    n_pikarin7 2012/07/24
    見てないけど「八日目の蝉」で結婚、出産、母と子をテーマにした奥寺が、見てないけどただ理想的な母親像を描いただけというのはどうも考えにくいようだ。ハックル氏の見方にどう答えるだろう。
  • 生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこい!

    私の趣味はボードゲームで、休日には友だちと集まってわいわい遊んでいる。 ボードゲームはいい。まずカネがかからない。そして一晩中でも遊んでいられる。学生、サラリーマン、フリーター、派遣、ニートetc... かなりヘテロな仲間たちがゲームひとつで仲良くなれる。 あれは友人宅でドミニオン合宿を開いたときのことだ。その家の棚のすばらしさに目を奪われた。 ◆ その友人は――自分より一回り以上年上の人を「友人」と書くのは抵抗があるけれど、四十路を回ったばかりのイケメンなおっさんで、職業はデザイン関係、国立K大学の出身であり今はフリーランスで活躍している。広々とした一戸建てに暮らし、小学生の子供が二人。絵に描いたようなリア充だ。爆発すればいいのに。家の内装は彼自身の手でデザインしたという。 そして、棚があまりにも理想的だった。 腰ぐらいの高さの棚が、リビングの壁の一面に沿って並んでいた。薄くて固い

    生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこい!
  • ニートが揺るがす「勤労」の幻想/無職たちは合法的略奪を目指す - デマこい!

    「うちの息子が、いい年こいてまともな仕事についてなくて……」 大人の集まる飲み会では、必ずこういう愚痴を耳にする。 ニートや非正規雇用者の数はうなぎ登りに増えていて、すでに「ニュースの向こう側の世界」の出来事ではない。あなたの家族・親戚にも、一人ぐらいは「まともに働かない大人」がいるはずだ。もしかしたら、あなた自身がそういう立場かも知れない。私たちはすでにこの問題の当事者だ。 このことを考えれば、イギリスの暴動は私たちにとって対岸の火事ではない。ロンドンで暴動を起こしたのは無職の若者たちだった。彼らは「打ちこわし」という違法な手段を使って略奪に走った。「無職」かつ「不良」な人間が一定数を超えると、あのような犯罪が起こる。しかし日で増えているのは、無職かつ「善良」な人々だ。そういう人たちは違法行為には手を染めない。合法的な略奪を狙う。 そもそも「勤労」という概念は、産業革命によって生まれた

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