ケニア・ナイロビ(Nairobi)で女性器切除に反対してデモ行進する同性愛者団体のメンバー(2007年1月23日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【11月24日 AFP】ユニセフ(UNICEF)のイノチェンティ研究所(Innocenti Research Center、本部:イタリア)は18日、エジプト、エチオピア、ケニア、セネガル、スーダンの5か国で実施している共同体主導の女子割礼(女性器切除、FGM)廃絶キャンペーンについて分析した報告書を公表した。 報告書は、何世紀も前から続いてきた習慣を終わらせることは困難で時間もかかるが、「社会規範が進化し社会の期待が変化すれば」可能になるとして、地元の伝統に敵対するのではなく共同体を巻き込んでいくべきだとする新たなアプローチ法を提案した。 同研究所が上記の5か国で行っているキャンペーンは、地元メディアを使ってFGM廃絶を訴えるほ