橋下徹・大阪市長は脱原発を、6月8日に行われる関西電力の株主総会で主張する可能性あるが、この件の危うさを指摘するのは大前研一氏だ。以下、大前氏の解説だ。 * * * ここから先、橋下市長が失速しないために私がアドバイスしたいことは、統治機構の変革と無関係の“余計な喧嘩”をしない、ということだ。余計な喧嘩とは、たとえば関西電力との喧嘩である。 橋下市長は、6月の関電の株主総会で、同社の筆頭株主である大阪市が、全11基の原子力発電所を「可及的速やかに廃止する」など、同社定款の変更を求める8議案を提案する方針だ。さらに大飯原発3・4号機(福井県おおい町)の再稼働を認める際は原発から100km以内の自治体の同意を得るなどの8条件を、関電と国に突き付けている。 だが、実は関電は全原発が停止したまま昨年並みの暑さの夏が来たら、電力供給力がマイナス9%になる。一昨年並みの猛暑が来ると、マイナス19%にな
【第1回】イントロダクション(山本泰先生・佐藤俊樹先生・佐藤健二先生)(2010.10.18) 今回の「社会学ワンダーランド」のコーディネータでもあり、授業のナビゲータである教養学部の山本泰先生から、授業の進め方と講義の趣旨、全体の流れについての説明がありました。各授業では社会学的なアプローチを、それぞれの先生方の専門分野にも触れながら講義していただきます。一つ一つの授業を通じそれぞれの「疑問」を立ててみることで先生と対話する授業を作ってみましょう。 今回の講義では「学問としての社会学とはなにか」について山本泰先生と、文学部の佐藤健二先生、教養学部の佐藤俊樹先生から、それぞれの先生方の学生時代の経験とともにお話していただきました。時代や世代の変化とともに変動しつつある「社会学」は、知識の体系と合わせて、考えをどう展開していくのかが重要視されています。「社会」という浮力に支えられ、そこに生き
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