グーグル(Google)が、検索市場における圧倒的に優位な地位を利用して、自社サービスでの検索結果や検索連動型広告の表示などで、競合他社の不利益につながる行為を行っている疑いがあるとして、米連邦取引委員会(Federal Trade Commission)がまもなく同社の調査に乗り出すと、Wall Street Journal が関係者の話として23日に報じた。 FTCでは、数日以内に同社に対して召喚状を送付する予定。FTCおよびグーグルは、コメントを拒否している。 今回の調査の背景には、米国で検索市場シェアの3分の2をおさえるグーグルが、検索結果や検索連動型広告において、自社のサービスや広告を不当に優遇しているのではないかという他者からの不満の声がある。 欧州では、比較ショッピングサイトの「Foundem.co.uk」が、グーグルが同社の掲載順位を下げ、代わりに自社のプロダクト・サーチを