韓国では10月9日が休日であった。休日の名称は「ハングルの日」。この日には、毎年のようにハングル専用派と漢字混用派の論争が巻き起こる。 1970年代に韓国政府が半強制的に「ハングル専用政策」を施行して以来、韓国語関連の学界では「ハングル専用」と「漢字混用」が常に議論のテーマとされてきた。 数千年の間、韓国の歴史と共に使われてきた漢字と、500年ほど前に誕生し、近代社会になってから大衆的に使われてきたハングルとの関係。 毎年ハングル関連団体を中心に主導されてきた「韓国語はハングルのみで表記すべき」と見解の下、2005年に制定された韓国の「国語基本法」もそこの考え方に則っている。反面、「漢字を排除した結果、国民の言語生活と文化に多大な障害が生じた」との指摘も後を絶たない。 こうした中、最近ではハングルと漢字の混用を支持する学者たちも増えつつある。韓国のネットユーザからは、次のようなコメ