2000年に入り、Microsoftが「Next Generation Windows Services」(NGWS)の名称でアプリケーションの新しい開発・実行フレームワークの開発表明を行なった時点からすでに16年の月日が経過した。そして、今もなお「.NET Framework」の世界は拡大し、日々改良が続けられている。 ただ、その過程でさまざまな派生技術やキーワードが登場し、開発の現場から少し離れた人間には相互関係や役割が分かりにくくなってしまっている感がある。今回はこの.NETの最新事情を整理し、Microsoftの描く戦略をまとめたい。 「BUILD 2016」で描かれた.NETの未来 Microsoftの.NET戦略を語るうえで重要なトピックのひとつに「Xamarin買収」が挙げられる。Xamarin買収を経て、.NETのアプリケーション展開モデルに変化が生じているからだ。例えば、
![.NET Core / .NET Framework / Xamarin / Monoの関係を整理する (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bde9eb5b220132789ace236f329e2f24b83f26ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2016%2F04%2F28%2F1604149%2Fl%2F0fb07ecd842a2efe.jpg%3F20200122)