UDPによりデータの送受信を行うここでは、UDP(User Datagram Protocol)を使ってデータの送受信を行う方法について、基本的な事柄を説明します。 UDPはTCPのように接続の確立の必要がなく、相手にデータを一方的に送りつけます。そのため、サーバーも必要ありません。 .NET FrameworkでUDPを扱うには、UdpClientクラスを使用すると便利です。このクラスを使用すると、Socketクラスを直接使用するより、多少簡単になります。 以下にUdpClientクラスを使ってデータを送受信するサンプル(コンソールアプリケーション)を示します。データを受信するだけのアプリケーションと、データを送信するだけのアプリケーションの2つに分かれています。 まずは、データを受信するだけのアプリケーションのサンプルです。受信したデータ受信したデータをすべてコンソールに出力しています