カウンターからメニューを隠す、ニーズのない健康志向の商品をつくるなど、迷走が激しかったマクドナルドに明るい兆しが見え始めている。機械を使った注文の無人化(セルフレジ)は顧客に大変好評だ。 新しい注文システムはスマホのような形のタッチパネルでメニューを選ぶだけ。 支払いもこの機械で済ませ、あとはレシートを手にとってカウンターで商品と交換する仕組みだ。マクドナルドでは、このセルフレジは一部店舗でのみ試験導入中で評判を調査して他店舗にも展開していく予定だ。 マクドナルドといえば昔から「早口の若い女性店員がせかしてくるのでゆっくり選びにくい」「コミュ障にはハードルが高い」「松屋みたいに食券制にしてくれたら行きやすくなる」などという声が少なからずあった。 これまでスマイル0円に代表されるように対人の温もりあるサービスをうりにしてきたマクドナルドは、このセルフレジで新しいフェーズに挑戦する。人件費が大