両計画は、JR東日本と国土交通省、東京都、新宿区が協力し「新宿駅周辺の回遊性の向上、交流拠点の整備を進め、大ターミナル駅にふさわしい活気とにぎわいの創出」を目指すものという。 東西自由通路は、同駅の東口改札と西口改札を結ぶ改札内通路(北通路)を現在の17メートルから25メートルに拡幅し、改札位置を変更して東西の行き来を可能とするもの。一部階段の位置や向きの変更や、ホームへ通じるエレベーター4基を新設する予定もあり、歩行者の回遊性向上およびバリアフリー化を図る。今月着工し、完成は2020年ごろを予定する。 新宿駅新南口ビル(仮称)は、新南口駅舎跡地に建設される複合ビル。地上33階・地下2階で、延べ床面積は約11万1000平方メートル。高さ約170メートル。新宿駅や新宿交通結節点(新宿駅南側の線路上空部に人工地盤を設置して駅施設、歩行者広場、タクシーおよび一般車乗降場、高速バス関連施設を立体的