コロナ禍で在宅勤務が一気に広まり、自宅でアプリの開発やリリースをすることが多くなりました。この状況のなかで、アプリの挙動に問題があるなどで動作確認をしようと思うとき、その問題に対処するためのデータを集めたり、問題が発生したときの状況を確認するための手立てを持っておく必要があります。この記事では、手元にない端末で起きる問題のトラブルシューティングをしやすくするために準備しておくとよいことを書き残しておこうと思います。 端末のログを収集する ある端末でアプリがクラッシュしたときに、そのスタックトレースを記録しておくことはとても重要ですが、そのクラッシュにいたるまでに何があったかをログとして収集しておくことで、クラッシュが起きた状況を把握しやすくなります。 Firebase Crashlytics や DeployGate など、端末からログを収集して Web コンソール上で閲覧できるようにして