0. 概要 さくらインターネット研究所および筆者は、将来的に、超分散システム(超個体型データセンター)の実現を目指し、その中間段階としてのエッジコンピューティングの実現性について調査検討を進めている。超個体性を持ったエッジコンピューティングシステム・アーキテクチャを実現するために、組み込み系にルーツを持つElixir/Nerves環境を調査検討している。そこで、Elixir/Nervesがエッジコンピューティングを実現するために適合可能であるかを客観的に判断できるように、エッジコンピューティングの実現要件を抽出定義し、その上でElixir/Nervesやその他の代替手段(Kubernetes/Servicemesh)がどの程度適合するか評価した(し始めた)。その結果、Elixir/Nervesでエッジコンピューティングシステムを構築することに優位性がある場合もあることがわかった(わかってき
![Elixir/NervesHubによるエッジコンピューティング環境実現に関する検討|kikuzokikuzo](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/511f04174b0ed6d4aa0ef7de4f30c4b0ce03226b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F38912106%2Fpicture_pc_a768a5616d4a019a35c89a34e72c1391.png)