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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (6)

  • 『週刊現代』「わが人生の最高の10冊  No Books, No Life」没仮想インタビュー - shinichiroinaba's blog

    講談社の『週刊現代』から、異例に失礼な扱いを受けたためにここに公表させていただく。 == 9月27日に、『週刊現代』ライターのXさんよりメールで当該誌読書欄の「わが人生の最高の10冊  No Books, No Life」の取材依頼を受けた。以下、依頼メールより適宜引用する。 「お好きな10冊について1時間ほどお話をお伺いし、編集部でまとめさせていただきます。 稲葉先生の読書歴について、興味を持っております。」 「稲葉先生の「10冊」と「最近読んだ1冊」をお教えください。 取材日の1週間前くらいまでに、お教えいただきたいと考えております。 「仕事の糧になった10冊」「学生時代に読んだ10冊」など、10冊の範囲を設定いただいてもかまいません(特に、設定いただかなくても、かまいません)。 漫画や洋書、絵、現在は絶版になっているを選んでいただいてもかまいません。 ただ、読者層が高齢のため(6

    『週刊現代』「わが人生の最高の10冊  No Books, No Life」没仮想インタビュー - shinichiroinaba's blog
  • Richard A. Posner, Law, Pragmatism, and Democracy, Harvard U.P. - shinichiroinaba's blog

    憲法学お勉強のさなか、池田信夫が以前ほめていたのを思い出して取り寄せ、読み始める。 なかなか面白い。熟慮民主主義批判なんかほとんど「その通り」と思ってしまう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0674018494/interactivedn-22

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  • お買いもの - shinichiroinaba's blog

    あなたが救える命: 世界の貧困を終わらせるために今すぐできること 作者: ピーターシンガー,Peter Singer,児玉聡,石川涼子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2014/06/19メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る シンガーの援助論。なぜ日の公教育費は少ないのか: 教育の公的役割を問いなおす 作者: 中澤渉出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2014/06/30メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る環境の経済史――森林・市場・国家 (岩波現代全書) 作者: 斎藤修出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/06/19メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 斎藤修先生にはごみ問題研究家の顔もある。今回は森林保全の比較経済史。

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  • shinichiroinaba's blog

    増補 経済学という教養 (ちくま文庫) 作者:稲葉振一郎筑摩書房Amazon増補 経済学という教養電子書籍】[ 稲葉振一郎 ] 価格: 825 円楽天で詳細を見る 「資」論 ――取引する身体/取引される身体 (ちくま新書) 作者:稲葉振一郎筑摩書房Amazonモダンのクールダウン 作者:稲葉振一郎NTT出版Amazonモダンのクールダウン【電子書籍】[ 稲葉振一郎 ] 価格: 1936 円楽天で詳細を見るオタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界 作者:稲葉 振一郎太田出版Amazon「公共性」論 作者:稲葉振一郎NTT出版Amazon「公共性」論【電子書籍】[ 稲葉振一郎 ] 価格: 2464 円楽天で詳細を見る 『「公共性」論』honto電子書籍 社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス) 作者:稲葉 振一郎NHK出版Amazon社会学入門 <多元化する時代

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  • おもいつきでしゃべったこと - shinichiroinaba's blog

    大したことではない(別段独創的ではないし文献学的には間違いも含んでいるだろう)が一応メモ。 =============== 17世紀あたりを近代社会科学の出発点とし、トマス・ホッブズやジョン・ロックで代表させるのは、彼らが「自然状態」という理論装置を用いているからである。彼らは神様を信じてはいるが、神様の仕事は天地創造、そして人間を今あるような存在として創造したところで終わっていて、あとは介入せず(奇蹟は起こさず)、社会の構築は人間に任されている、という形に議論がなっている。これはちょうどアイザック・ニュートンが神様の仕事を自然法則を作るまでで終わらせていることに対応する。 しかしホッブズやロックよりも、ベネディクト・スピノザの方が更に吹っ切れた近代性を感じさせることは言うまでもない。はっきりと民主政を支持しなかったホッブズ、ロックと比べて明確に民主政を最優位に置いたあたりもそうだが、もっ

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  • 「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog

    リベラリズム理論の文脈においては、前章で見たようなひ弱な/他律的リベラリズム、あるいはその法的・政策的側面を重視する保守的自由主義の場合には、安定性の方が重視されます。人間を取り巻く環境は多層的であるわけですが、保守的自由主義者は人を取り巻く人工環境、そして社会的制度・慣行に対しても、どちらかと言えば安定的であること、固定していること――「伝統」が確立していること――を求めます。それに対して、政治的側面を重視する逞しき/自律的リベラリズムの場合には、社会的制度・慣行のレベルでは安定性よりも可塑性を重視します。社会的な制度、慣行、ヒューム流に言えば「コンヴェンション」は、短期的には、また個人にとって、つまりミクロ的には安定して不変でなければならないが、長期的、多くの人々を含む社会のレベルでは、つまりマクロ的には可変的でなければならない、と考えます。ちなみにいわゆるリバタリアニズムの特徴は、伝

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