鳥取市にある6世紀前半の古墳から、国内では最も古い青銅製のまが玉が見つかり、当時の風習などを知るうえで貴重な資料になるとして、注目されています。 青銅製のまが玉が見つかったのは、鳥取市松原にある「松原10号墳」で、道路の建設に合わせて去年、鳥取市埋蔵文化財センターが行った発掘調査で出土しました。 まが玉は、長さが1.7センチ、幅が0.5センチ、重さは1.6グラムあります。 埋蔵文化財センターによりますと、青銅製のまが玉が出土した例は全国で3例しかなく、今回のものは、一緒に見つかった土器から6世紀前半の古墳時代後期とみられ、国内で最も古いということです。 また、一緒に管玉やガラス製の小玉も見つかり、埋葬者の腕か足に付けられた装飾品ではないかとみられています。 鳥取市埋蔵文化財センターでは、当時の青銅器の製作や風習などを知るうえで貴重な資料になるとしています。 発掘した谷口恭子専門調査員は、「