東日本大震災で津波をかぶった住宅が塩分の影響で劣化するおそれがないかどうか専門家の研究チームが調べたところ、コンクリート部分に塩分が高い濃度で浸透していて、劣化が進むおそれがあることが分かりました。 研究チームは「調査結果はすべての住宅に当てはまるものではないが、長い時間、津波をかぶった場合は注意が必要だ」と話しています。 この調査は、東北地方の大学などで作る研究チームが、ことし7月と8月に行い、半日ほど津波をかぶった被災地の住宅の状況を調べました。 塩分が高い濃度で住宅などのコンクリート部分に浸透し内部の鉄筋まで進むと、鉄筋が腐食して膨張し、コンクリートにひび割れが生じることがあります。 調査の結果、宮城県塩釜市で調べた2棟の住宅は、いずれも基礎部分のコンクリートに塩分が高い濃度で浸透していて、鉄筋が腐食するおそれがあることが分かりました。 一方、岩手県釜石市では津波をかぶった橋脚を調べ
帝国データバンクが4月8日に発表した「阪神大震災後の倒産状況に関する検証調査」によれば、阪神大震災が発生した翌年の1996年から兵庫県内の企業の倒産が増加。復興需要が期待された建設業の倒産も急増していることがわかった。被害規模が大きく、被災地域が広範囲にわたる東日本大震災では、倒産件数がさらに増える可能性が高い。
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