「問責に根拠なしと谷垣氏」=輿石氏紹介、自身発言棚上げ 「問責に根拠なしと谷垣氏」=輿石氏紹介、自身発言棚上げ 「『問責決議には憲法上の根拠は全くなく、これをもって内閣に総辞職または(衆院)解散を迫ることは憲法の精神をねじ曲げる』と谷垣禎一自民党前総裁も言っていた」。民主党の輿石東幹事長は2日の参院議員総会でこう述べ、「その言葉をそのまま今の自民党にお返ししたい」と皮肉交じりに語った。 輿石氏が紹介した発言は、谷垣氏が自民党政調会長当時のもの。2008年6月に衆院本会議で福田内閣信任決議が可決された際、趣旨説明で言及した。 もっとも、その前日に参院本会議で可決された福田康夫首相(当時)問責決議の趣旨説明で、輿石氏は「問責は極めて重い。この決議案は首相に辞職を求めるものだが、むしろわれわれが求めるのは解散・総選挙だ」と今の自民党と同様の主張をしている。 (2012/11/02-13:13
民主党の安住淳・幹事長代行と、連合山梨の意見交換会が28日、甲府市のホテルで行われ、支持率が低迷する同党の課題や、経済、エネルギー分野での政策などを話し合った。 会の終了後、安住幹事長代行は記者団に対し、「この3年間の党運営について、山梨でも批判されているという意見をもらった。山梨は輿石幹事長のおひざ元でもあり、次期衆院選では1~3区の議席を死守したい」と述べた。連合山梨の神宮寺聡会長は取材に対し、「組合員からも民主党政権に対して批判の声が出ている。まずは党内の意思統一をしっかり図り、一丸となってほしいと伝えた」と話した。
民主党の輿石幹事長と安住淳幹事長代行は12日、同党の当選1、2回の衆院議員約20人と党本部で個別に面談し、次期衆院選への備えを強めるよう発破をかけた。 民主党が最近行った衆院選の情勢調査では厳しい結果が出ており、党内には悲壮感が漂っている。 「あしたからではなく、今日から死に物狂いでやれ」 輿石氏らはこの日、若手議員にこう指示した。さらに、「年末までに再び情勢調査を行う。しっかりやっている人とそうでない人で、党からの選挙資金の配分に差をつける」とも通告したという。 これに対し、若手議員からは「早く臨時国会を開いてほしい。地元では、民主党が逃げていると見られている」などと、執行部対応への不満も上がった。
やはり、野田佳彦首相は「近いうち解散」に踏み切る気は毛頭ない-。今回の内閣改造はこのことを証明する究極の「内向き人事」だ。民主党代表選の論功行賞、さらなる党分裂を防ぐための田中真紀子文部科学相の起用…。野党が早期解散を求める中、首相は身内への配慮を示す改造人事に、脱「解散」のメッセージを込めた。だが、民主党の遠心力は、小手先の人事では食い止めることができないレベルに達している。 首相は1日の記者会見で、自民、公明両党に党首会談を呼びかけながら、両党が年内実施を求める衆院解散をきっぱり否定した。 「党首会談で私から解散の時期うんぬんとかいうことを言及することはない」 わずか2カ月前、両党党首に約束した「近いうちに国民に信を問う」という言葉はどこに行ったのか。 その代わり、首相が記者会見でしつこいほど強調したのは「政府・与党の連携」という言葉だ。そこには、来年夏の衆参ダブル選挙を画策する輿(こ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く