ズグロモリモズ(頭黒森百舌、学名:Pitohui dichrous)は、スズメ目コウライウグイス科の鳥。毒を持つ鳥、毒鳥(英語版)として知られており、他にはカワリモリモズ Pitohui kirhocephalus とズアオチメドリ Ifrita kowaldi、チャイロモズツグミ Colluricincla megarhyncha などが知られる。 和名がなかった時期には英名からフードピトフイという名も見られ、ニューギニアに棲む現地の人々からは、酸様の不快臭、皮は苦いなどの不快感を持ち食べられないため「つまらない鳥」と呼ばれていた[1]。 1850年にフランスの鳥類学者シャルル・リュシアン・ボナパルトによってhooded pitohui (Pitohui dichrous)が記述された[2]。