IPsecはIKE(Internet Key Exchange)というプロトコルを使用し、VPN装置間の認証と暗号鍵を取り決め、暗号化されたVPNトンネルを構築し、カプセル化したデータを送信します。 これにより、通信路の途中で通信内容を覗き見られたり、改ざんされることを防止します。 VR-S1000は、「PPTP」と「IPsec」の2種類のプロトコルに対応しています。 PPTPは送信と受信を一つのVPNトンネルで行いますが、IPsecは別々のVPNトンネルを作って送信用と受信用のトンネルを使い分けます。 また、PPTPは128bitの暗号鍵を使用するのに対し、IPsecは256bitの暗号鍵を使用し、暗号化方式も複数から選択可能です。